今後への期待と浮かび上がった課題
「東京インターナショナルオーディオショウ」で見た注目のネットワークオーディオ機器を総まくり!
■dCSは新ネットワークプレーヤー「Rossini DAC」「Rossini Player」を出展
太陽インターナショナルのブースでは、先だって発表されたdCSのネットワークプレーヤー、「Rossini DAC」「Rossini Player」(関連ニュース)が、上位機「Vivaldi」とともに展示されていた(ブースレポート)。
この2台のネットワークプレーヤーは、ハイエンドメーカーの中でも常に最先端のデジタル技術を誇る同社らしく、最新世代の5bitリングDACモジュールをLR独立して搭載していることが特徴。Vivaldiでは今のところ再生できない5.6MHz DSDの再生にも対応している。
■DENONはネットワークレシーバー「DRA-100」を披露
デノンのブースでは、発表されたばかりのネットワークレシーバー「DRA-100」(関連ニュース)を展示。本機は小型ながら、注目の新デジタルアンプ「DDFA」を搭載し、PCM 192kHz/24bitやDSD 5.6MHzのネットワーク再生が可能な製品だ。会場ではDALIのスピーカーと組み合わせ、美しい音を醸し出していた(ブースレポート)。
老舗となるDENONブランドだけあり、ベテランのオーディオファンが同製品を取り囲み、担当者から熱心に説明を受けていたのが印象に残る。
本機の操作部分を司る、操作アプリケーションは第三世代になり、操作性やレスポンスが向上しているとのこと。
また、今後普及が見込まれる、ストリーミングサービスへの対応については、同社のネットワークプレーヤーは、すでに海外モデルでSpotifyなどのストリーミングサービスに対応しているため、国内のサービス事業者と話が進めば、迅速な対応が可能だそうだ。
また同社のポリシーとして、今後も幅広いメディアに対応していきたいとのこと。今後はフルサイズのネットワークプレーヤーの投入も考えているという。ついにDENONブランドの本格的なネットワークプレーヤーが登場するかもしれない。
■CHORDは新旗艦DAC「DAVE」とDELAを組み合わせてデモ
Chord Electronicsを取り扱うタイムロードのブースでは、フラグシップ・ネットワークプレーヤー「DCD 1000X」を展示。
ネットワークプレーヤー関連の新製品は発表されなかったが、新世代FPGAを採用し、768kHz/32bit PCM、および11.2MHz DSDに対応するUSB入力を搭載した、旗艦D/Aコンバーター「DAVE」が衝撃の日本デビューを飾った。
会場ではAndroid端末にインストールした操作ソフト「PlugPlayer」とDELAのN1Aを組み合わせ、ネットワークプレーヤー的な使い方をしたデモを行っていた。
またPCからN1AをLANケーブルで接続、N1Aから「DAVE」をUSBで接続し、PC内のファイルを再生するデモも行い、フレキシブル性の高さもアピールしていた。この再生方式は、自宅の複数の部屋にあるPCからも「DAVE」に接続可能で、高音質に音源が再生出来るすぐれた接続方式だ。
太陽インターナショナルのブースでは、先だって発表されたdCSのネットワークプレーヤー、「Rossini DAC」「Rossini Player」(関連ニュース)が、上位機「Vivaldi」とともに展示されていた(ブースレポート)。
この2台のネットワークプレーヤーは、ハイエンドメーカーの中でも常に最先端のデジタル技術を誇る同社らしく、最新世代の5bitリングDACモジュールをLR独立して搭載していることが特徴。Vivaldiでは今のところ再生できない5.6MHz DSDの再生にも対応している。
■DENONはネットワークレシーバー「DRA-100」を披露
デノンのブースでは、発表されたばかりのネットワークレシーバー「DRA-100」(関連ニュース)を展示。本機は小型ながら、注目の新デジタルアンプ「DDFA」を搭載し、PCM 192kHz/24bitやDSD 5.6MHzのネットワーク再生が可能な製品だ。会場ではDALIのスピーカーと組み合わせ、美しい音を醸し出していた(ブースレポート)。
老舗となるDENONブランドだけあり、ベテランのオーディオファンが同製品を取り囲み、担当者から熱心に説明を受けていたのが印象に残る。
本機の操作部分を司る、操作アプリケーションは第三世代になり、操作性やレスポンスが向上しているとのこと。
また、今後普及が見込まれる、ストリーミングサービスへの対応については、同社のネットワークプレーヤーは、すでに海外モデルでSpotifyなどのストリーミングサービスに対応しているため、国内のサービス事業者と話が進めば、迅速な対応が可能だそうだ。
また同社のポリシーとして、今後も幅広いメディアに対応していきたいとのこと。今後はフルサイズのネットワークプレーヤーの投入も考えているという。ついにDENONブランドの本格的なネットワークプレーヤーが登場するかもしれない。
■CHORDは新旗艦DAC「DAVE」とDELAを組み合わせてデモ
Chord Electronicsを取り扱うタイムロードのブースでは、フラグシップ・ネットワークプレーヤー「DCD 1000X」を展示。
ネットワークプレーヤー関連の新製品は発表されなかったが、新世代FPGAを採用し、768kHz/32bit PCM、および11.2MHz DSDに対応するUSB入力を搭載した、旗艦D/Aコンバーター「DAVE」が衝撃の日本デビューを飾った。
会場ではAndroid端末にインストールした操作ソフト「PlugPlayer」とDELAのN1Aを組み合わせ、ネットワークプレーヤー的な使い方をしたデモを行っていた。
またPCからN1AをLANケーブルで接続、N1Aから「DAVE」をUSBで接続し、PC内のファイルを再生するデモも行い、フレキシブル性の高さもアピールしていた。この再生方式は、自宅の複数の部屋にあるPCからも「DAVE」に接続可能で、高音質に音源が再生出来るすぐれた接続方式だ。