公開日 2001/09/12 14:13
山本音響工芸の12月発売予定の新製品2モデルを紹介
CA-02(左)、SUT-01(右) |
「CA-02」は本年7月発売のプリアンプ「CA-01」の姉妹機で、フォノイコライザー内蔵型のプリアンプである。同モデルは多くの試聴を経てまとめ上げたイコライザーアンプを搭載している。このイコライザーアンプには性能と音質で高い評価のテレフンケン社製5極管EF804のCR型を採用している。
同社では5極管を生かした回路や使用方法を研究した結果、3極管では得られない透明感のある艶やかな音を得ることに成功しました。同時発売のスーパーパーマロイ昇圧トランスとの併用によって最高のクオリティーでのアナログ再生を実現する。
「SUT-01」は弊社では初めての昇圧トランス。真空管式のイコライザーアンプ付のプリアンプ「CA-02」の発売に合わせてペアで、又は単独でも使用できる昇圧トランスである。入力系は1−3Ωと20−40Ωの2系統としてそれぞれ30倍、10倍の昇圧比を得ている。
コア材には最高の性能を有するスーパーパーマロイのリング型コアを採用、昇圧トランスとしては異例とも思われる大型コアを採用し、広大なダイナミックレンジを獲得している。昇圧トランスの扱う信号レベルは極めて小さいため振動抑制効果は驚くほど大きく現れるモデル。