公開日 2009/08/18 15:06
ハーマン、JBLスタジオモニターの新ブックシェルフ「4429」を発売
「EVEREST」や「K2」の技術・仕様を多数投入
ハーマンインターナショナル(株)は、JBLの300mm径3ウェイ・ブックシェルフ型スピーカー「4429」を9月1日より発売する。価格は1本273,000円(税込)。
本製品は、JBLの定番であるミドルサイズ・スタジオモニターの新製品。12インチ径ウーファーと2インチ径コンプレッションドライバーによる2ウェイに、JBL最小サイズの3/4インチ径コンプレッションドライバーを超高域拡張用として組み合わせた3ウェイ構成を採用している。
低域ユニットには、「Project K2 S5800」(製品DB)のために開発されたユニット「1200FE」を、シングルウーファー用にインピーダンス・アレンジした「1200FE-8」を採用。そのほかにも、NOMEX デュアルダンパー、アクアプラスバックコートのケブラーコンポジット・パルプコーンなど、すべての素材をK2シリーズから引き継いでいる。
磁気回路には大口径フェライトマグネットと大容量コッパースリーブを用いたニューSFG磁気回路を搭載。アルミリボン・エッジワイズ巻きロングボイスコイル設計とセンターポールベント構造の採用により、連続ハイパワーモニタリングを可能にした。
中高域ユニットには、5cm径LE175系コンプレッション・ドライバーの最新モデル「175Nd-3」を新採用。独自のダイアモンド・エッジ採用のピュアチタン・ダイアフラムの表面にアクアプラス・ダンピングを施し、歪の少ない伸びやかな高域再生能力を獲得したという。
超高域ユニットには、JBL 最小サイズの3/4 インチ(1.9cm)径コンプレッションドライバー「138Nd」を搭載。エッジ一体成型のピュアチタン・ダイアフラムとネオジューム・リングマグネットにより「澄み渡る超高音域を再生する」(同社)という。
また、リングトゥイーターからコンプレッションドライバーへの変更も実施。中域以上での音質の統一とダイナミックレンジの拡大、エネルギー感の向上を実現したとしている。
中高域と超高域ドライバーのためのホーンには、フラッグシップ機「Project EVEREST DD66000」(製品DB)などと同様にSonoGlassを用いたHF/UHF コンビネーション・バイラジアルホーンを採用。さらに、質量と剛性が高く共振の少ないこのSonoGlassホーンをアッパーバッフルと一体化し、キャビネット上部に強固にマウントすることでキャビネットそのものの剛性も高めることで、中高域のみならず低域の再生能力にも配慮している。
ネットワークには、大型空芯コイルや高品位フィルムキャパシターなど厳選された高音質パーツを採用。また、エネルギーの大きな低域用回路とデリケートな中高域用回路を分離・独立して配置する事で電気的相互干渉も追放。高品位プリント基板の採用に合わせ内部配線材も見直し、新たなオリジナルOFCケーブルを採用した。
端子部は2組の端子を装備したインプットターミナル・アッセンブリーで、バイワイヤリング接続およびパッシブバイアンプ駆動に対応。また、スタジオモニターシリーズの伝統となっているモニターブルーのフロントバッフルには25mm厚MDFボードを採用。SonoGlass製アッパーバッフルとの相乗効果により、高い剛性を確保した。さらに、内部ブレーシングやダンピング処理を施すことで内部定在波によるカラーレーションを抑えている。
【問い合わせ先】
ハーマンインターナショナル(株)
TEL/03-3836-5660
本製品は、JBLの定番であるミドルサイズ・スタジオモニターの新製品。12インチ径ウーファーと2インチ径コンプレッションドライバーによる2ウェイに、JBL最小サイズの3/4インチ径コンプレッションドライバーを超高域拡張用として組み合わせた3ウェイ構成を採用している。
低域ユニットには、「Project K2 S5800」(製品DB)のために開発されたユニット「1200FE」を、シングルウーファー用にインピーダンス・アレンジした「1200FE-8」を採用。そのほかにも、NOMEX デュアルダンパー、アクアプラスバックコートのケブラーコンポジット・パルプコーンなど、すべての素材をK2シリーズから引き継いでいる。
磁気回路には大口径フェライトマグネットと大容量コッパースリーブを用いたニューSFG磁気回路を搭載。アルミリボン・エッジワイズ巻きロングボイスコイル設計とセンターポールベント構造の採用により、連続ハイパワーモニタリングを可能にした。
中高域ユニットには、5cm径LE175系コンプレッション・ドライバーの最新モデル「175Nd-3」を新採用。独自のダイアモンド・エッジ採用のピュアチタン・ダイアフラムの表面にアクアプラス・ダンピングを施し、歪の少ない伸びやかな高域再生能力を獲得したという。
超高域ユニットには、JBL 最小サイズの3/4 インチ(1.9cm)径コンプレッションドライバー「138Nd」を搭載。エッジ一体成型のピュアチタン・ダイアフラムとネオジューム・リングマグネットにより「澄み渡る超高音域を再生する」(同社)という。
また、リングトゥイーターからコンプレッションドライバーへの変更も実施。中域以上での音質の統一とダイナミックレンジの拡大、エネルギー感の向上を実現したとしている。
中高域と超高域ドライバーのためのホーンには、フラッグシップ機「Project EVEREST DD66000」(製品DB)などと同様にSonoGlassを用いたHF/UHF コンビネーション・バイラジアルホーンを採用。さらに、質量と剛性が高く共振の少ないこのSonoGlassホーンをアッパーバッフルと一体化し、キャビネット上部に強固にマウントすることでキャビネットそのものの剛性も高めることで、中高域のみならず低域の再生能力にも配慮している。
ネットワークには、大型空芯コイルや高品位フィルムキャパシターなど厳選された高音質パーツを採用。また、エネルギーの大きな低域用回路とデリケートな中高域用回路を分離・独立して配置する事で電気的相互干渉も追放。高品位プリント基板の採用に合わせ内部配線材も見直し、新たなオリジナルOFCケーブルを採用した。
端子部は2組の端子を装備したインプットターミナル・アッセンブリーで、バイワイヤリング接続およびパッシブバイアンプ駆動に対応。また、スタジオモニターシリーズの伝統となっているモニターブルーのフロントバッフルには25mm厚MDFボードを採用。SonoGlass製アッパーバッフルとの相乗効果により、高い剛性を確保した。さらに、内部ブレーシングやダンピング処理を施すことで内部定在波によるカラーレーションを抑えている。
【問い合わせ先】
ハーマンインターナショナル(株)
TEL/03-3836-5660
関連リンク
- ジャンルスピーカーシステム
- ブランドJBL
- 型番4429
- 発売日2009年9月1日
- 価格¥273,000(1本・税込)
●形式:3ウェイ・ブックシェルフ型 ●ユニット:300mm径アクアプラス・コーティングピュアパルプコーン・ウーファー(1200FE-8)、50mm 径アクアプラス・コーティング・ピュアチタン・ダイアフラムコンプレッションドライバー(175Nd-3)+38mm径スロート・バイラジアルホーン、19mm径ピュアチタン・ダイアフラムコンプレッションドライバー(138Nd)+10mm径スロート・バイラジアルホーン ●周波数特性::38Hz〜45kHz(-6dB) ●クロスオーバー周波数:800Hz(-18dB/oct. LP ; -6dB/oct. HP)、7kHz(-12dB/oct. LP ; -24dB/oct. HP) ●仕上げ:ウォールナット天然木突き板 セミグロス・フィニッシュ ●外形寸法:400W×635H×335Dmm ●質量:32.3kg