公開日 2017/02/03 18:38
ヤマハ、'16年度3Qは減収・増益。オーディオ機器は国内と中国で増収
通期見通しも上方修正
ヤマハは、2016年度第3四半期の累積連結業績を発表した。
3Qまでの累計売上高は3,083億円。販売は堅調に推移したものの、為替の影響や音楽教室事業の移管による影響などにより前年同期比で274億円減少した。
営業利益は前年同期比で4億円増加の374億円。経常利益も前年並みの376億円となった。なおヤマハリゾート「つま恋」の営業終了にともなう構造改革費用49億円を特別損失として計上したものの、繰延税金資金121億円を計上していることから、当期純利益は前年同期比66億円増加となる371億円になった。
A&V関連では、音響機器事業は売上高850億円(前年同期比7.4%減)、営業利益85億円(同9.0%増)。PA機器が国内および北米で売上げを伸ばしたほか、欧州や中国での販売も好調。オーディオ機器も国内や中国で増収となった。
そのほか、楽器事業は堅調だったものの為替や音楽教室事業の移管による影響を受け、前年同期比で減収・減益。電子部品や自動車用内蔵部品の売上げもふるわなかったが、営業利益は前年同期比で増加とした。
ヤマハは想定為替レートの見直しにともない、2016年度通期業績予想を上方修正。売上高4,050億円(前期比7.0%減)と、前回から30億円プラスとした。営業利益は420億円(同3.3%増)のまま据え置くものの、経常利益は430億円(同5.1%増)、当期純利益を420億円(同28.7%増)とこちらもプラスされた。
3Qまでの累計売上高は3,083億円。販売は堅調に推移したものの、為替の影響や音楽教室事業の移管による影響などにより前年同期比で274億円減少した。
営業利益は前年同期比で4億円増加の374億円。経常利益も前年並みの376億円となった。なおヤマハリゾート「つま恋」の営業終了にともなう構造改革費用49億円を特別損失として計上したものの、繰延税金資金121億円を計上していることから、当期純利益は前年同期比66億円増加となる371億円になった。
A&V関連では、音響機器事業は売上高850億円(前年同期比7.4%減)、営業利益85億円(同9.0%増)。PA機器が国内および北米で売上げを伸ばしたほか、欧州や中国での販売も好調。オーディオ機器も国内や中国で増収となった。
そのほか、楽器事業は堅調だったものの為替や音楽教室事業の移管による影響を受け、前年同期比で減収・減益。電子部品や自動車用内蔵部品の売上げもふるわなかったが、営業利益は前年同期比で増加とした。
ヤマハは想定為替レートの見直しにともない、2016年度通期業績予想を上方修正。売上高4,050億円(前期比7.0%減)と、前回から30億円プラスとした。営業利益は420億円(同3.3%増)のまま据え置くものの、経常利益は430億円(同5.1%増)、当期純利益を420億円(同28.7%増)とこちらもプラスされた。