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公開日 2006/01/06 13:23
インテル、次世代デジタルホームのビジョンとViivテクノロジーを公開
インテル(株)は次世代の家庭内エンターテインメントを実現するプラットフォームとなる「Viiv」テクノロジーに関する説明会を開催し、その商品戦略について詳しい内容を明らかにした。
インテルは日本国内においてブロードバンドのインフラが急速に整いつつある今日、オンラインコンテンツの成長に大きな期待を寄せる。同社は2007年頃にはオンライン・ミュージックのカテゴリーだけでサービス市場のボリュームが20兆円規模に成長すると予測しており、そこに発生する新しいビジネスモデルを研究・開発している。キーワードは「デジタルホーム」だ。
今後ネットワークを介して、家庭内、または外出先で「いつでも、どんな機器でも」音楽や映像のデジタルコンテンツを楽しみたいというユーザーニーズの高まりを想定し、今回インテルが満を持して発表した「Viiv」テクノロジーでは「家庭内のエンターテインメント・ハブ」としての色彩を強めたアプリケーションが提案されている。機器の操作性や処理速度の側面から、より手軽にオンラインコンテンツを楽しむこと、複数のユーザー間でコンテンツをシェアして楽しむことなどを、それぞれイメージしたライフスタイルだ。
「Viiv」テクノロジーは、インテルの次世代デュアルコアプロセッサーを搭載した様々な形状のPCに搭載される。本技術が投入されるターゲットとしては「デジタルTV」「コンシューマーPC」「携帯端末」の各種が想定されており、来年初頭にPC、続いて後半に家電機器への展開が計画されている。
Viivテクノロジーが搭載されたPCでは、「家電並みの使いやすさ」や一層の処理速度向上、筐体の小型化が可能になるという。注目されるスペックのひとつとしては、「インテル クイック・レジューム・テクノロジー」により、PCをキーボードやマウスに頼ることなく「リモコン」で家電機器のように遠隔操作できたり、瞬時に電源をオン/オフする機能が実現される。また、PCをオンにしながらディスプレイ・サウンドはオフにする「ビジュアル・オフモード」も搭載され、複数のユーザーでひとつのPCに保存したコンテンツにアクセスする場合に使い勝手がよりいっそう高まるというものだ。
インテルがViivでの用途をターゲットに開発する、新しい「デュアルコア・プロセッサー」は強力なパフォーマンスを実現し、映像・サウンドの再生機能も高められる点にも着目したい。この高度なプロセッサーにより、PC上で録画と同時にHDTVの鑑賞を実現したり、映画のダウンロード中にゲームを楽しむなどのマルチタスク機能が強化されるほか、1台のPCで複数の部屋のユーザーがコンテンツを楽しめるマルチユーザー機能、ホームシアター並の7.1chサラウンド環境なども実現され、数多くのコンシューマー利点が具現化される。またオンラインの接続性も高められているという。
説明会に登壇したインテル(株)マーケティング本部 デジタルホーム・マーケティング部 岡本航児氏はViivテクノロジー対応機器に関するロードマップについても言及した。2006年第一四半期にはViivテクノロジー搭載PCの発表を、年の前半には携帯端末、センターアプリケーションの提供を予定するとともに、年後半には家庭内に組み込まれる各コンテンツとネットワークでつなぎ、それぞれのデバイスで楽しめるよう機能をサポートする計画も立てられている。インテルとしては今後、Viivテクノロジー対応機器へのロゴ配布についても積極的にとりくみつつ、対応機器の拡大、コンテンツベンダー・デバイスベンダーとの共同マーケティングを推し進めて行く考えを明らかにしている。現在のところ、世界で40社を超える企業がViivテクノロジーへの賛同を表明しており、映画/音楽/ゲームなどコンテンツやアプリケーションのViivテクノロジー対応も強化されている。
【問い合わせ先】
インテル(株)
(Phile-web編集部)
インテルは日本国内においてブロードバンドのインフラが急速に整いつつある今日、オンラインコンテンツの成長に大きな期待を寄せる。同社は2007年頃にはオンライン・ミュージックのカテゴリーだけでサービス市場のボリュームが20兆円規模に成長すると予測しており、そこに発生する新しいビジネスモデルを研究・開発している。キーワードは「デジタルホーム」だ。
今後ネットワークを介して、家庭内、または外出先で「いつでも、どんな機器でも」音楽や映像のデジタルコンテンツを楽しみたいというユーザーニーズの高まりを想定し、今回インテルが満を持して発表した「Viiv」テクノロジーでは「家庭内のエンターテインメント・ハブ」としての色彩を強めたアプリケーションが提案されている。機器の操作性や処理速度の側面から、より手軽にオンラインコンテンツを楽しむこと、複数のユーザー間でコンテンツをシェアして楽しむことなどを、それぞれイメージしたライフスタイルだ。
「Viiv」テクノロジーは、インテルの次世代デュアルコアプロセッサーを搭載した様々な形状のPCに搭載される。本技術が投入されるターゲットとしては「デジタルTV」「コンシューマーPC」「携帯端末」の各種が想定されており、来年初頭にPC、続いて後半に家電機器への展開が計画されている。
Viivテクノロジーが搭載されたPCでは、「家電並みの使いやすさ」や一層の処理速度向上、筐体の小型化が可能になるという。注目されるスペックのひとつとしては、「インテル クイック・レジューム・テクノロジー」により、PCをキーボードやマウスに頼ることなく「リモコン」で家電機器のように遠隔操作できたり、瞬時に電源をオン/オフする機能が実現される。また、PCをオンにしながらディスプレイ・サウンドはオフにする「ビジュアル・オフモード」も搭載され、複数のユーザーでひとつのPCに保存したコンテンツにアクセスする場合に使い勝手がよりいっそう高まるというものだ。
インテルがViivでの用途をターゲットに開発する、新しい「デュアルコア・プロセッサー」は強力なパフォーマンスを実現し、映像・サウンドの再生機能も高められる点にも着目したい。この高度なプロセッサーにより、PC上で録画と同時にHDTVの鑑賞を実現したり、映画のダウンロード中にゲームを楽しむなどのマルチタスク機能が強化されるほか、1台のPCで複数の部屋のユーザーがコンテンツを楽しめるマルチユーザー機能、ホームシアター並の7.1chサラウンド環境なども実現され、数多くのコンシューマー利点が具現化される。またオンラインの接続性も高められているという。
説明会に登壇したインテル(株)マーケティング本部 デジタルホーム・マーケティング部 岡本航児氏はViivテクノロジー対応機器に関するロードマップについても言及した。2006年第一四半期にはViivテクノロジー搭載PCの発表を、年の前半には携帯端末、センターアプリケーションの提供を予定するとともに、年後半には家庭内に組み込まれる各コンテンツとネットワークでつなぎ、それぞれのデバイスで楽しめるよう機能をサポートする計画も立てられている。インテルとしては今後、Viivテクノロジー対応機器へのロゴ配布についても積極的にとりくみつつ、対応機器の拡大、コンテンツベンダー・デバイスベンダーとの共同マーケティングを推し進めて行く考えを明らかにしている。現在のところ、世界で40社を超える企業がViivテクノロジーへの賛同を表明しており、映画/音楽/ゲームなどコンテンツやアプリケーションのViivテクノロジー対応も強化されている。
【問い合わせ先】
インテル(株)
(Phile-web編集部)