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公開日 2011/01/05 19:49
【CES】三菱が92インチの「3D DLPリアプロ」を展示/ドルビーのPC向け新技術/会場にボブ・マーリーも登場!?
プレイベント・レポート<第二弾>
最新の注目ガジェットやホームシアター関連商品などが一堂に会するプレスイベント「CES Unveiled」。ここではレポート第二弾として、ホームシアター関連商品と、そのほかユニークなアクセサリーを中心に、展示内容をお届けしよう。
三菱は92インチの3D対応大画面DLPリアプロTVを出展
三菱はイベント会場に、初めて92インチの大画面3D DLP HOME CINEMA TVを公開した。専用のアクティブシャッターメガネを組み合わせて3D映像表示を実現するリアプロジェクション方式のテレビだ。
三菱は米国で昨年、すでに同様の方式で3Dテレビを発売しているそうで(60、65、73、82インチ)、好評を博しているという。実際に体感してみたが、立体映像の没入感を演出するうえで、とにかく大画面であることのメリットは大きいと再確認できた。映像の明るさも十分なレベルを確保していた。
日本市場への導入予定や細かいスペックなど、詳細はあらためて本会場のブースレポートで紹介したい。
ドルビーがPC向けの最新サウンド技術を公開
ドルビーラボラトリーズはPC向けの新しいオーディオ技術「DOLBY HOME THEATER v4」と「DOLBY ADVANCED AUDIO v2」を公開した。今春に発売されるACERのノートブックPCを皮切りに、今後さまざまなPCに搭載されていく予定だという。
同社では2006年に発表された「ドルビーサウンドルーム」からPCによるオーディオ再生の高音質化に積極的に取り組んでおり、今回で実に4度目のアップデートとなる。
「DOLBY ADVANCED AUDIO v2」は2009年10月にリリースされた従来の技術から、アルゴリズムやユーザーインターフェースなどに細かくメスを入れたもの。オンにすると、より音圧があがり、同時に演奏やセリフの明瞭度もぐっと高まり、やせ細りがちなPCのサウンドが驚くほどダイナミックなものになる。音割れもしにくくなっているそうだ。
「DOLBY HOME THEATER v4」は「DOLBY ADVANCED AUDIO v2」の上位にあたる技術で、より映画/ホームシアターのファンに喜ばれる機能が搭載されている。「DIALOGUE ENHANCER」や「INTELLIGENT ENHANCER」に加えて、手持ちのヘッドホンを使ってバーチャルサラウンドが楽しめる「SURROUND VIRTUALIZER FOR HEADPHONES」、さらにPCから光デジタル端子やHDMI経由でAVアンプなどにドルビーデジタル音声(マルチチャンネルもOK)を出力できる「Dolby Digital Output」も備えている。
いよいよあの“ボブ・マーリー”のヘッドホンが登場!
そしてヘッドホン業界に、ボブ・マーリーが参入!ブランド名は、ずばりMARLEY。価格帯によって、JAMMIN、FREEDOM、DESTINYという3ラインにわけ、さまざまなデザインの商品をラインアップしている。本体やコードもさることながら、付属のキャリングポーチがこれまたおしゃれ。本気度の高さを、これでもかと見せつける!
写真のヘッドホン「TRENCHTOWN ROCK」はDESTINYシリーズのアイテムで299ドル。イヤーパッドやヘッドバンドにレザーが用いられていて、使うほどに味も出そうだ。さらにiPodアクセサリーとしてDockスピーカーも展開。ボンゴなどの打楽器を連想させるデザインの「ROOTS ROCK」(249ドル)や、板を曲げ加工してサイドにラスタカラーを配したコンポ「GET UP STAND UP」(299ドル)を展示。これまた奇抜なデザインで、多くの来場者の注目を集めていた。
ちなみにMARLEYは今回のCESがデビュー。まずはアメリカ市場で近々に商品をリリースして、今年前半にはヨーロッパへ展開、その後市場をグローバルに広げていくという構想をもっているそうだ。価格レンジとしては30ドル〜500ドルくらいを考えているそうだ。
さらに詳細な情報はこちらからゲットしてほしい。日本市場への参入を期待したいブランドだ!
http://www.thehouseofmarley.com/
その他、会場で見つけた注目製品をフォトレポート
そのほか、注目のアイテムをフォトレポートで紹介していこう。SanDisk社は「CES INNOVATIONS 2011 DESIGN AND ENGINEERING AWARD」を受賞した超小型の64GB SSDなどを展示。1円玉くらいのサイズしかない!
TOREMONT ELECTRONIC社は昨年発表した「nPowerPEG」という、ちょっぴりエコなバッテリーチャージャーを展示。よくある製品のようにUSB経由で充電ができるほか、まるで自動巻発電式の時計のように、バックなどに入れて持ちはこぶときの、振動エネルギーでも充電ができるそうだ。デザインも望遠鏡風で、思わず持ち運びたくなる!?iPod nanoを1分再生するのに1分振ればよいそうだが、果たして実際はどうだろうか。
Etymotic Research社は日本で発売されたばかりの「mc3」など、イヤホン新製品をずらりと展示。しかし展示スタッフによれば、今日のイチバンの目玉は「CEA Innovations Award」を受賞したEBシリーズとのこと。EBは「Electronic BlastPLG」の略だそうで、突然の爆発音が鳴ると稼働する「電池駆動式の耳栓」。これはたとえば軍隊や工事現場のスタッフ、はたまたスタジオミュージシャンなど、突然の爆発音(Blast)や大きな騒音にさらされる環境にある人たちの聴覚障害のリスクを低くするために、高いノイズリダクション性能を実現すると同時に、何もないときはまわりの音をナチュラルに高音質で再現する。バランスドアーマチュア方式で再生周波数帯域は50〜16,000Hz。まずは同社ウェブサイトでのオンライン販売からスタート。EB1が447ドル前後、EB15が495ドル前後とのこと。上位モデルのEB15は2011年4月を目処にワールドワイドでの展開を視野に入れているそうだ。
mophie社は日本でもおなじみの薄型ポータブルバッテリージャケット、Juice Pack AirのiPhone 4対応モデルなどを展示。3色のラインアップで、日本でも昨年冬から販売されている(ホワイトは今年1月に発売予定)。
ラスベガスはCESの本番会期前にも関わらず大変な熱気で、米国の景気が徐々に上向きつつあることを実感させるに十分なパワーが感じられた。
三菱は92インチの3D対応大画面DLPリアプロTVを出展
三菱はイベント会場に、初めて92インチの大画面3D DLP HOME CINEMA TVを公開した。専用のアクティブシャッターメガネを組み合わせて3D映像表示を実現するリアプロジェクション方式のテレビだ。
三菱は米国で昨年、すでに同様の方式で3Dテレビを発売しているそうで(60、65、73、82インチ)、好評を博しているという。実際に体感してみたが、立体映像の没入感を演出するうえで、とにかく大画面であることのメリットは大きいと再確認できた。映像の明るさも十分なレベルを確保していた。
日本市場への導入予定や細かいスペックなど、詳細はあらためて本会場のブースレポートで紹介したい。
ドルビーがPC向けの最新サウンド技術を公開
ドルビーラボラトリーズはPC向けの新しいオーディオ技術「DOLBY HOME THEATER v4」と「DOLBY ADVANCED AUDIO v2」を公開した。今春に発売されるACERのノートブックPCを皮切りに、今後さまざまなPCに搭載されていく予定だという。
同社では2006年に発表された「ドルビーサウンドルーム」からPCによるオーディオ再生の高音質化に積極的に取り組んでおり、今回で実に4度目のアップデートとなる。
「DOLBY ADVANCED AUDIO v2」は2009年10月にリリースされた従来の技術から、アルゴリズムやユーザーインターフェースなどに細かくメスを入れたもの。オンにすると、より音圧があがり、同時に演奏やセリフの明瞭度もぐっと高まり、やせ細りがちなPCのサウンドが驚くほどダイナミックなものになる。音割れもしにくくなっているそうだ。
「DOLBY HOME THEATER v4」は「DOLBY ADVANCED AUDIO v2」の上位にあたる技術で、より映画/ホームシアターのファンに喜ばれる機能が搭載されている。「DIALOGUE ENHANCER」や「INTELLIGENT ENHANCER」に加えて、手持ちのヘッドホンを使ってバーチャルサラウンドが楽しめる「SURROUND VIRTUALIZER FOR HEADPHONES」、さらにPCから光デジタル端子やHDMI経由でAVアンプなどにドルビーデジタル音声(マルチチャンネルもOK)を出力できる「Dolby Digital Output」も備えている。
いよいよあの“ボブ・マーリー”のヘッドホンが登場!
そしてヘッドホン業界に、ボブ・マーリーが参入!ブランド名は、ずばりMARLEY。価格帯によって、JAMMIN、FREEDOM、DESTINYという3ラインにわけ、さまざまなデザインの商品をラインアップしている。本体やコードもさることながら、付属のキャリングポーチがこれまたおしゃれ。本気度の高さを、これでもかと見せつける!
写真のヘッドホン「TRENCHTOWN ROCK」はDESTINYシリーズのアイテムで299ドル。イヤーパッドやヘッドバンドにレザーが用いられていて、使うほどに味も出そうだ。さらにiPodアクセサリーとしてDockスピーカーも展開。ボンゴなどの打楽器を連想させるデザインの「ROOTS ROCK」(249ドル)や、板を曲げ加工してサイドにラスタカラーを配したコンポ「GET UP STAND UP」(299ドル)を展示。これまた奇抜なデザインで、多くの来場者の注目を集めていた。
ちなみにMARLEYは今回のCESがデビュー。まずはアメリカ市場で近々に商品をリリースして、今年前半にはヨーロッパへ展開、その後市場をグローバルに広げていくという構想をもっているそうだ。価格レンジとしては30ドル〜500ドルくらいを考えているそうだ。
さらに詳細な情報はこちらからゲットしてほしい。日本市場への参入を期待したいブランドだ!
http://www.thehouseofmarley.com/
その他、会場で見つけた注目製品をフォトレポート
そのほか、注目のアイテムをフォトレポートで紹介していこう。SanDisk社は「CES INNOVATIONS 2011 DESIGN AND ENGINEERING AWARD」を受賞した超小型の64GB SSDなどを展示。1円玉くらいのサイズしかない!
TOREMONT ELECTRONIC社は昨年発表した「nPowerPEG」という、ちょっぴりエコなバッテリーチャージャーを展示。よくある製品のようにUSB経由で充電ができるほか、まるで自動巻発電式の時計のように、バックなどに入れて持ちはこぶときの、振動エネルギーでも充電ができるそうだ。デザインも望遠鏡風で、思わず持ち運びたくなる!?iPod nanoを1分再生するのに1分振ればよいそうだが、果たして実際はどうだろうか。
Etymotic Research社は日本で発売されたばかりの「mc3」など、イヤホン新製品をずらりと展示。しかし展示スタッフによれば、今日のイチバンの目玉は「CEA Innovations Award」を受賞したEBシリーズとのこと。EBは「Electronic BlastPLG」の略だそうで、突然の爆発音が鳴ると稼働する「電池駆動式の耳栓」。これはたとえば軍隊や工事現場のスタッフ、はたまたスタジオミュージシャンなど、突然の爆発音(Blast)や大きな騒音にさらされる環境にある人たちの聴覚障害のリスクを低くするために、高いノイズリダクション性能を実現すると同時に、何もないときはまわりの音をナチュラルに高音質で再現する。バランスドアーマチュア方式で再生周波数帯域は50〜16,000Hz。まずは同社ウェブサイトでのオンライン販売からスタート。EB1が447ドル前後、EB15が495ドル前後とのこと。上位モデルのEB15は2011年4月を目処にワールドワイドでの展開を視野に入れているそうだ。
mophie社は日本でもおなじみの薄型ポータブルバッテリージャケット、Juice Pack AirのiPhone 4対応モデルなどを展示。3色のラインアップで、日本でも昨年冬から販売されている(ホワイトは今年1月に発売予定)。
ラスベガスはCESの本番会期前にも関わらず大変な熱気で、米国の景気が徐々に上向きつつあることを実感させるに十分なパワーが感じられた。