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公開日 2012/05/08 11:21
NEC、テレビ視聴/スマホ連携機能を強化したPC「VALUESTAR」「LaVie」新モデル
チューナー非搭載PCへの番組配信なども可能に
NECは、テレビ視聴機能やスマホ連携機能などを強化したディスプレイ/本体一体型PC“VALUESTAR”とノートPC“LaVie”の新モデルを発売する。
今回発売されるのは、ディスプレイ/本体一体型PCの「Wシリーズ」「Nシリーズ」「Lシリーズ」「Gシリーズ」と、ノートPC「Lシリーズ」「Sシリーズ」「Eシリーズ」「Mシリーズ」「Gシリーズ」。いずれもOSはWindows 7 Home Premium with Service Pack 1(64ビット版)。
■テレビ視聴機能/スマホ連携機能/節電機能を搭載
新モデルのポイントは「テレビ視聴機能の強化」「スマホ/タブレット連携の強化」「節電機能搭載」の3つだ。
同社はPCを、スマートフォンやタブレット、テレビやレコーダーといったデバイス群と、エンターテイメントやコミュニケーションのハブと位置付ける。さらに、今年7月からのロンドンオリンピックを控え、“2台目テレビ”としてのTV機能付きPCへの注目が高まると予想されること、スマホ/タブレットユーザーの増加によってこれらのデバイスとPCとの連携が重要になってくること、東日本大震災以降節電意識が高まっていることなどから、これらのニーズに応えた製品を新たに投入する。
「Smart Vision」が進化。録画番組のネットワーク配信などに対応
同社が用意するPC向けテレビ機能「Smart Vision」(関連ニュース)が進化。録画番組のネットワーク配信や、テレビチューナー搭載モデルから非搭載モデルでのリアルタイム番組配信、スマホ/タブレットへのワイヤレス録画番組転送、Twitter連動視聴機能「つぶやきプラス」などを搭載した。
スマホへ録画番組をネットワーク配信
テレビチューナーを搭載したVALUESTAR W/N、LaVie LL770/LS170では、録画した番組をスマートフォンなどへネットワーク経由でストリーミング配信することができる。たとえば防水タイプの端末へ配信すれば、浴室やキッチンで録画した番組を観ることなどが可能だ。特にCoreプロセッサーを搭載したモデルでは、高画質で録画した番組を、スマホに最適な画質へ変換するトランスコード機能も搭載。トランスコードは、解像度はそのまま、ビットレートを落とすかたちで行われる。
またVALUESTAR W/N、LaVie LL770/LS170では、録画番組をあらかじめ登録したスマートフォンにワイヤレスダビングする機能「外でもVIDEOワイヤレス」も搭載。ダビングするタイミングは録画完了後や希望する時間帯を設定することができるため、全日の夜に録画したドラマなどを明け方ダビングする設定にしておき、朝起きた時には転送が完了している…といった使い方ができる。視聴はアプリ「DiXiM Sever」を使って行う。
対応するスマートフォンは当初はN-04D、N-05D、N-06Dを予定。なお録画の際は、転送先のスマートフォンが再生できるモード(N-04D、N-05D、N-06Dの場合ファイン〜セミファインロング)で録画しておく必要がある。
チューナー非搭載モデルでも放送/録画番組を楽しめる「SmartVision/PLAYER」が登場
「SmartVision/PLAYER」は、DTCP-IP対応DLNAプレーヤーソフト。DLNAレコーダーや、SmartVisionを搭載したPCから、テレビチューナー非搭載モデルへ放送/録画番組をネットワーク配信して楽しむことができる。
たとえばパナソニックのDIGAなどDLNA/DTCP-IP対応レコーダーで録画した番組を配信することが可能。さらに、「SmartVision」を搭載したWチューナーモデル(新モデルではVALUESTAR Wシリーズと、VN370以外のVALUESTAR Nシリーズ)をサーバーとして利用した場合は、録画番組のストリーミング再生に加え、放送中の番組をチューナー非搭載モデルへリアルタイム配信したり、録画予約や録画一覧確認、録画予約削除なども行うことができる。またリモート電源オン/オフなども可能だ。
「SmartVision/PLAYER」はダウンロード販売も実施され、既に発売中のLaVieでも利用することができる。
スマホ/タブレット内の写真や動画のワイヤレス取り込みに対応
Android端末/iPhone/iPadなどに保存されている写真や動画コンテンツをワイヤレスで取り込むことも可能。NEC製スマホ“MEDIUS”の場合はアプリ「DiXiM for Android」、それ以外のAndroid端末の場合はTwonky Mobileを利用。iPhone/iPadは「DiXiM DMC」を利用して行う。データ取り込みのほか、スマホ/タブレット内の写真/動画コンテンツをPCの画面で再生したり、直接BD/DVDへ書き込んだりすることもできる。さらに、スマホ内の写真をワイヤレスで直接印刷することもできるようになった。
でんき予報と連動したエコ機能も搭載
各電力会社が提供する「でんき予報」の電力予想使用率にあわせて節電が行える機能も備えている。
LaVie Eシリーズを除く今回発表された新モデルは、「でんき予報」にあわせてECOモードへの切替えをうながすメッセージを自動表示させる機能や、利用状況が95%を超えると電力使用停止を促すメッセージを表示させる機能を搭載(対象は東北/東京/中部/関西/九州電力地域のみ)。ノートPCの場合はバッテリー駆動への切替えが喚起され、デスクトップPCの場合は休止状態への移行を呼びかけるメッセージが表示される。
さらにLaVie新モデル全機種は、「でんき予報」にあわせ、電力需要のピーク時間帯にPCをバッテリー駆動に自動で切り替える「ピークシフト」機能を搭載。バッテリーへの充電も抑制し、その時間帯の電力消費量を低減する。電力需要の少ない夜間に充電を行う設定にすることもできる。
次のページでは、各シリーズのそのほかの特徴を見ていこう。
今回発売されるのは、ディスプレイ/本体一体型PCの「Wシリーズ」「Nシリーズ」「Lシリーズ」「Gシリーズ」と、ノートPC「Lシリーズ」「Sシリーズ」「Eシリーズ」「Mシリーズ」「Gシリーズ」。いずれもOSはWindows 7 Home Premium with Service Pack 1(64ビット版)。
■テレビ視聴機能/スマホ連携機能/節電機能を搭載
新モデルのポイントは「テレビ視聴機能の強化」「スマホ/タブレット連携の強化」「節電機能搭載」の3つだ。
同社はPCを、スマートフォンやタブレット、テレビやレコーダーといったデバイス群と、エンターテイメントやコミュニケーションのハブと位置付ける。さらに、今年7月からのロンドンオリンピックを控え、“2台目テレビ”としてのTV機能付きPCへの注目が高まると予想されること、スマホ/タブレットユーザーの増加によってこれらのデバイスとPCとの連携が重要になってくること、東日本大震災以降節電意識が高まっていることなどから、これらのニーズに応えた製品を新たに投入する。
「Smart Vision」が進化。録画番組のネットワーク配信などに対応
同社が用意するPC向けテレビ機能「Smart Vision」(関連ニュース)が進化。録画番組のネットワーク配信や、テレビチューナー搭載モデルから非搭載モデルでのリアルタイム番組配信、スマホ/タブレットへのワイヤレス録画番組転送、Twitter連動視聴機能「つぶやきプラス」などを搭載した。
スマホへ録画番組をネットワーク配信
テレビチューナーを搭載したVALUESTAR W/N、LaVie LL770/LS170では、録画した番組をスマートフォンなどへネットワーク経由でストリーミング配信することができる。たとえば防水タイプの端末へ配信すれば、浴室やキッチンで録画した番組を観ることなどが可能だ。特にCoreプロセッサーを搭載したモデルでは、高画質で録画した番組を、スマホに最適な画質へ変換するトランスコード機能も搭載。トランスコードは、解像度はそのまま、ビットレートを落とすかたちで行われる。
またVALUESTAR W/N、LaVie LL770/LS170では、録画番組をあらかじめ登録したスマートフォンにワイヤレスダビングする機能「外でもVIDEOワイヤレス」も搭載。ダビングするタイミングは録画完了後や希望する時間帯を設定することができるため、全日の夜に録画したドラマなどを明け方ダビングする設定にしておき、朝起きた時には転送が完了している…といった使い方ができる。視聴はアプリ「DiXiM Sever」を使って行う。
対応するスマートフォンは当初はN-04D、N-05D、N-06Dを予定。なお録画の際は、転送先のスマートフォンが再生できるモード(N-04D、N-05D、N-06Dの場合ファイン〜セミファインロング)で録画しておく必要がある。
チューナー非搭載モデルでも放送/録画番組を楽しめる「SmartVision/PLAYER」が登場
「SmartVision/PLAYER」は、DTCP-IP対応DLNAプレーヤーソフト。DLNAレコーダーや、SmartVisionを搭載したPCから、テレビチューナー非搭載モデルへ放送/録画番組をネットワーク配信して楽しむことができる。
たとえばパナソニックのDIGAなどDLNA/DTCP-IP対応レコーダーで録画した番組を配信することが可能。さらに、「SmartVision」を搭載したWチューナーモデル(新モデルではVALUESTAR Wシリーズと、VN370以外のVALUESTAR Nシリーズ)をサーバーとして利用した場合は、録画番組のストリーミング再生に加え、放送中の番組をチューナー非搭載モデルへリアルタイム配信したり、録画予約や録画一覧確認、録画予約削除なども行うことができる。またリモート電源オン/オフなども可能だ。
「SmartVision/PLAYER」はダウンロード販売も実施され、既に発売中のLaVieでも利用することができる。
スマホ/タブレット内の写真や動画のワイヤレス取り込みに対応
Android端末/iPhone/iPadなどに保存されている写真や動画コンテンツをワイヤレスで取り込むことも可能。NEC製スマホ“MEDIUS”の場合はアプリ「DiXiM for Android」、それ以外のAndroid端末の場合はTwonky Mobileを利用。iPhone/iPadは「DiXiM DMC」を利用して行う。データ取り込みのほか、スマホ/タブレット内の写真/動画コンテンツをPCの画面で再生したり、直接BD/DVDへ書き込んだりすることもできる。さらに、スマホ内の写真をワイヤレスで直接印刷することもできるようになった。
でんき予報と連動したエコ機能も搭載
各電力会社が提供する「でんき予報」の電力予想使用率にあわせて節電が行える機能も備えている。
LaVie Eシリーズを除く今回発表された新モデルは、「でんき予報」にあわせてECOモードへの切替えをうながすメッセージを自動表示させる機能や、利用状況が95%を超えると電力使用停止を促すメッセージを表示させる機能を搭載(対象は東北/東京/中部/関西/九州電力地域のみ)。ノートPCの場合はバッテリー駆動への切替えが喚起され、デスクトップPCの場合は休止状態への移行を呼びかけるメッセージが表示される。
さらにLaVie新モデル全機種は、「でんき予報」にあわせ、電力需要のピーク時間帯にPCをバッテリー駆動に自動で切り替える「ピークシフト」機能を搭載。バッテリーへの充電も抑制し、その時間帯の電力消費量を低減する。電力需要の少ない夜間に充電を行う設定にすることもできる。
次のページでは、各シリーズのそのほかの特徴を見ていこう。
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