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公開日 2012/09/04 10:02
ソニー、“Xperia Tablet S”を日本投入 − 9/15発売
Wi-Fi機のみでの展開
ソニーは、タブレット端末「Xperia Tablet S」を9月15日より発売する。ソニーはAndroid OS搭載タブレットのブランドネームを、スマートフォンの“Xperia”に統合し、新製品「Xperia Tablet S」を9月15日から発売する。
IFA2012で発表されたモデル(関連ニュース)の日本投入が明らかになった格好。ラインナップは内蔵メモリーの容量が異なる3製品を用意。海外とは異なり日本ではWi-Fiモデルのみとなり、Sony Tabletシリーズ(関連ニュース)で展開していたWi-Fi+3Gモデルは予定されていない。価格はオープンだが、64GBモデル「SGPT123JP/S」が56,000円前後、32GBモデル「SGPT122JP/S」が48,000円前後、16GBモデル「SGPT121JP/S」が40,000円前後で販売される見込みだ。
OSはAndroid 4.0を採用。Wi-Fiは全機種がIEEE802.11a/b/g/nに対応。Bluetoothも全機種がVer.3.0をサポートする。外部記録メディアにはSDカードを利用できる。
ソニーでは本製品からタブレットのブランドをスマートフォンでお馴染みの「Xperia」に統合して展開する。ホーム画面に配置するアプリアイコンのデザインや、アプリそのものもWALKMANアプリを採用するなど、使い勝手をスマートフォンのものに近づけて、タブレットの親しみやすさをアピールしていく。
なお、現行機のSony Tablet S/Pは当面併売される。また、Sony Tabletでの「Sシリーズ」のように名称に“シリーズ”という言葉は付けず、「Xperia Tablet S」と呼称する。
■ハードウェアスペックを向上
製品は昨年発売のSony Tablet Sシリーズをベースに、性能やデザインをブラッシュアップした内容となっている。
ディスプレイは9.4型のIPS液晶ディスプレイ。解像度は1,280×800ピクセルと、Sony Tablet Sから変更はない。液晶テレビ“BRAVIA”にも採用する、液晶パネルと前面ガラス板の間に、貼合樹脂を挟んだ構造の「オプティコントラストパネル」をタブレットに初めて採用。暗いシーンでの白ぼやけを防ぎ、引き締まった黒を再現。映像全体のコントラスト感や色再現性も高めている。
パネル表面は防指紋/低摩擦コーティングを施し、タッチパネルの感度に優れた性能を実現している。
プロセッサーはクアッドコアエンジンの「NVIDIA Tegra3」を搭載。高速処理性能により、グラフィカルなゲームやUIもストレスなく操作できるという。動作周波数は1.3GHzで、メモリーは1GB。
カメラユニットは裏面照射型CMOSセンサーを搭載。リアは8メガ、フロントは1メガと、それぞれにSony Tablet Sよりも高画素化を図った。またリアカメラの動画撮影は、Sony Tablet Sでの1,280×720ピクセル/30fpsから、1,920×1,080ピクセル/30fpsのフルHD対応を実現した。
音響面でも強化を図っている。Sony Tablet Sから166%の向上となる2Wの高音圧スピーカー機構を採用。750Hz〜16kHzのワイドレンジ再生を可能にした。スピーカーユニットはSony Tablet Sでは本体左右に配置していたユニットを、本機では裏側のボトム左右にレイアウトして、本体の左右を両手で持った際にも、ユニットが手で覆われてしまわないように配慮した。イヤホン出力端子は1系統備えている。
ワイドレンジでフラットな音響特性に補正を行う「CLEAR PHASE」、低音強化技術「CLEAR BASS」、内蔵スピーカーの音量を増強する「xLOUD」はSony Tablet Sと同様に搭載。フルデジタルアンプ「S-Master」、ならびにステレオスピーカーで仮想5.1chの音場を再現する「S-FORCEフロントサラウンド」が新たに搭載されている。また各音響技術の効果は、Sony Tablet SではソニーのMusic、Video Playerアプリのみに有効だったが、本機からはDSPの処理で全てのアプリに働くようになっている。
また設定メニューに「Clear Audio+」の項目を設け、上記の高音質技術を含む最適なサウンド設定が簡単に行えるようになっている。
YouTube再生時など、異なるボリュームで収録されたコンテンツを連続再生する際に有効な自動ボリューム調節機能「ダイナミックノーマライザー」も搭載する。
インターフェースは本体左側面にイヤホン端子、SDカードスロットを配置。背面にはカメラユニットの他、IRユニットも搭載した。また本機から採用された新規のインターフェースとなる「マルチポート」も背面ボトム側に搭載。対応する本機専用アクセサリー製品などに接続して、タブレットのバッテリー充電やデータ転送などが行える。なお、ACアダプターは本体梱包に同梱されている。
なお、Xperia Tabletで再生可能なファイル形式は音楽/動画/静止画それぞれに下記の通りとなる。
・音楽ファイル:FLAC(48kHz)/WAV(44.1kHz)/AAC/MP3/WMA/WMA Pro/MIDI/Vorbis
・動画ファイル:H.264 AVC(High/Main/Baseline)/MPEG-4/WMV/H.263
・静止画ファイル:JPEG/GIF/PNG/BMP/WBMP
IFA2012で発表されたモデル(関連ニュース)の日本投入が明らかになった格好。ラインナップは内蔵メモリーの容量が異なる3製品を用意。海外とは異なり日本ではWi-Fiモデルのみとなり、Sony Tabletシリーズ(関連ニュース)で展開していたWi-Fi+3Gモデルは予定されていない。価格はオープンだが、64GBモデル「SGPT123JP/S」が56,000円前後、32GBモデル「SGPT122JP/S」が48,000円前後、16GBモデル「SGPT121JP/S」が40,000円前後で販売される見込みだ。
OSはAndroid 4.0を採用。Wi-Fiは全機種がIEEE802.11a/b/g/nに対応。Bluetoothも全機種がVer.3.0をサポートする。外部記録メディアにはSDカードを利用できる。
ソニーでは本製品からタブレットのブランドをスマートフォンでお馴染みの「Xperia」に統合して展開する。ホーム画面に配置するアプリアイコンのデザインや、アプリそのものもWALKMANアプリを採用するなど、使い勝手をスマートフォンのものに近づけて、タブレットの親しみやすさをアピールしていく。
なお、現行機のSony Tablet S/Pは当面併売される。また、Sony Tabletでの「Sシリーズ」のように名称に“シリーズ”という言葉は付けず、「Xperia Tablet S」と呼称する。
■ハードウェアスペックを向上
製品は昨年発売のSony Tablet Sシリーズをベースに、性能やデザインをブラッシュアップした内容となっている。
ディスプレイは9.4型のIPS液晶ディスプレイ。解像度は1,280×800ピクセルと、Sony Tablet Sから変更はない。液晶テレビ“BRAVIA”にも採用する、液晶パネルと前面ガラス板の間に、貼合樹脂を挟んだ構造の「オプティコントラストパネル」をタブレットに初めて採用。暗いシーンでの白ぼやけを防ぎ、引き締まった黒を再現。映像全体のコントラスト感や色再現性も高めている。
パネル表面は防指紋/低摩擦コーティングを施し、タッチパネルの感度に優れた性能を実現している。
プロセッサーはクアッドコアエンジンの「NVIDIA Tegra3」を搭載。高速処理性能により、グラフィカルなゲームやUIもストレスなく操作できるという。動作周波数は1.3GHzで、メモリーは1GB。
カメラユニットは裏面照射型CMOSセンサーを搭載。リアは8メガ、フロントは1メガと、それぞれにSony Tablet Sよりも高画素化を図った。またリアカメラの動画撮影は、Sony Tablet Sでの1,280×720ピクセル/30fpsから、1,920×1,080ピクセル/30fpsのフルHD対応を実現した。
音響面でも強化を図っている。Sony Tablet Sから166%の向上となる2Wの高音圧スピーカー機構を採用。750Hz〜16kHzのワイドレンジ再生を可能にした。スピーカーユニットはSony Tablet Sでは本体左右に配置していたユニットを、本機では裏側のボトム左右にレイアウトして、本体の左右を両手で持った際にも、ユニットが手で覆われてしまわないように配慮した。イヤホン出力端子は1系統備えている。
ワイドレンジでフラットな音響特性に補正を行う「CLEAR PHASE」、低音強化技術「CLEAR BASS」、内蔵スピーカーの音量を増強する「xLOUD」はSony Tablet Sと同様に搭載。フルデジタルアンプ「S-Master」、ならびにステレオスピーカーで仮想5.1chの音場を再現する「S-FORCEフロントサラウンド」が新たに搭載されている。また各音響技術の効果は、Sony Tablet SではソニーのMusic、Video Playerアプリのみに有効だったが、本機からはDSPの処理で全てのアプリに働くようになっている。
また設定メニューに「Clear Audio+」の項目を設け、上記の高音質技術を含む最適なサウンド設定が簡単に行えるようになっている。
YouTube再生時など、異なるボリュームで収録されたコンテンツを連続再生する際に有効な自動ボリューム調節機能「ダイナミックノーマライザー」も搭載する。
インターフェースは本体左側面にイヤホン端子、SDカードスロットを配置。背面にはカメラユニットの他、IRユニットも搭載した。また本機から採用された新規のインターフェースとなる「マルチポート」も背面ボトム側に搭載。対応する本機専用アクセサリー製品などに接続して、タブレットのバッテリー充電やデータ転送などが行える。なお、ACアダプターは本体梱包に同梱されている。
なお、Xperia Tabletで再生可能なファイル形式は音楽/動画/静止画それぞれに下記の通りとなる。
・音楽ファイル:FLAC(48kHz)/WAV(44.1kHz)/AAC/MP3/WMA/WMA Pro/MIDI/Vorbis
・動画ファイル:H.264 AVC(High/Main/Baseline)/MPEG-4/WMV/H.263
・静止画ファイル:JPEG/GIF/PNG/BMP/WBMP