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公開日 2013/03/29 15:56
米ギブソン、ティアックを買収
オンキヨーを含めた3社連合へ
ギターの世界大手メーカーである米Gibson Guitar Corp.(ギブソン)とティアック(株)は、資本・業務提携を行うことで合意。ギブソンがティアックを買収し、グループ企業にする計画を発表した。
■ティアックの各ブランドは継続
4月1日にギブソンが株式公開買付(TOB)を開始し、ティアック株の株式の過半数を取得する。TOBは21営業日で終了する見込み。なお、今後のブランド展開については「ギブソンはブランドマネージメントに長けた会社で、今回も尊重してもらっている」(ティアック 代表取締役社長の英 裕治 氏)と語り、ティアックの各ブランドが継続することを説明した。
ブランドの取り扱いについてはギブソン・ギター・コープ 会長兼CEOのヘンリー・ジャスキヴィッツ氏も「相互にブランドを使うこともあるだろう」とコメント。「ファミリーになったのだから、適切なタイミングで適切なものを提供していきたい」とした。
現在のティアックの筆頭株主は企業再生ファンドのフェニックス・キャピタル。フェニックス社とジャパン・リカバリー・ファンドは、両社が保有するティアックの株式1億5,744万株(発行済株式の54.4%)を、1株あたり31円でギブソンに売却する。なお、ティアックの取締役会はこのTOBについて賛同意見を表明している。
株式取得の完了後、ティアックはギブソン・グループの一員となる。ギブソンとティアックがAV/オーディオ分野で相互補完を行っていくほか、ティアックが産業用計測機器や、記録再生機器、TASCAM事業部門など、多岐にわたる事業領域を持っていることから、これをギブソンのライフスタイル領域進出へ役立てる。
ギブソンは「楽器から始まり最も革新的な録音技術やAV機器まで展開し、妥協なきエンターテイメントの体験を提供することで、世界最大のミュージック・サウンド・ブランドになるというギブソン社の目標の実現」に近づくとしている。
■ティアック・オンキヨー・ギブソンによる3社連合
なおギブソンは2012年1月、オンキヨーに出資を決定(関連ニュース)。現在、オンキヨーの株式15.45%を保有する第二位株主となっている。オンキヨー製ヘッドホンをベースにした、ギブソンブランドのヘッドホンも2013 International CESで公開していた。
■ティアックの各ブランドは継続
4月1日にギブソンが株式公開買付(TOB)を開始し、ティアック株の株式の過半数を取得する。TOBは21営業日で終了する見込み。なお、今後のブランド展開については「ギブソンはブランドマネージメントに長けた会社で、今回も尊重してもらっている」(ティアック 代表取締役社長の英 裕治 氏)と語り、ティアックの各ブランドが継続することを説明した。
ブランドの取り扱いについてはギブソン・ギター・コープ 会長兼CEOのヘンリー・ジャスキヴィッツ氏も「相互にブランドを使うこともあるだろう」とコメント。「ファミリーになったのだから、適切なタイミングで適切なものを提供していきたい」とした。
現在のティアックの筆頭株主は企業再生ファンドのフェニックス・キャピタル。フェニックス社とジャパン・リカバリー・ファンドは、両社が保有するティアックの株式1億5,744万株(発行済株式の54.4%)を、1株あたり31円でギブソンに売却する。なお、ティアックの取締役会はこのTOBについて賛同意見を表明している。
株式取得の完了後、ティアックはギブソン・グループの一員となる。ギブソンとティアックがAV/オーディオ分野で相互補完を行っていくほか、ティアックが産業用計測機器や、記録再生機器、TASCAM事業部門など、多岐にわたる事業領域を持っていることから、これをギブソンのライフスタイル領域進出へ役立てる。
ギブソンは「楽器から始まり最も革新的な録音技術やAV機器まで展開し、妥協なきエンターテイメントの体験を提供することで、世界最大のミュージック・サウンド・ブランドになるというギブソン社の目標の実現」に近づくとしている。
■ティアック・オンキヨー・ギブソンによる3社連合
なおギブソンは2012年1月、オンキヨーに出資を決定(関連ニュース)。現在、オンキヨーの株式15.45%を保有する第二位株主となっている。オンキヨー製ヘッドホンをベースにした、ギブソンブランドのヘッドホンも2013 International CESで公開していた。