• ブランド
    特設サイト
公開日 2013/10/10 13:07

ソニー、小型ビデオカメラとICレコーダーを一体化させた“ミュージックビデオレコーダー”

アマチュアミュージシャンの録画/録音ニーズを意識
ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ソニーは、アマチュアミュージシャンがバンド演奏を録画・録音することを主に想定し、フルHD対応の小型ビデオカメラとリニアPCMレコーダーを一体化させた“ミュージックビデオレコーダー”「HDR-MV1」を11月15日に発売する。価格はオープンだが3万円前後での実売が予想される。

HDR-MV1

手のひらサイズの小型ビデオカメラとリニアPCMレコーダーを一体化させた製品。フルHD動画撮影を行う動画モードと、録音のみを行う音声モードを選択できる。外形寸法は116.5mm x 70.5mm x 27mmで、解像度960×240の2.7型液晶モニターを搭載している。バッテリー駆動時間は動画撮影時で最長約2時間10分(実撮影時間約1時間15分)。データ記録用のメモリーは搭載しておらず、記録媒体は”メモリースティックマイクロとマイクロSDカードの両方に対応している。

2.7液晶モニターを搭載

持ち運んでの用途を想定した小型サイズ

動画の記録形式はMP4で、音声をAAC/128kbpsで記録するか、リニアPCM 48kHz/16bitで記録するかの2モードを用意。音声のみを録音する音声モードは48kHz/16bitのリニアPCM(WAV)で記録する。なお、動画モードはデフォルトではAAC/128kbps記録に設定されている。

本体上部に電源ボタンや録画開始/終了ボタンを装備

同社では、ピアノのレッスンやバンド活動、ネットの「弾いてみた」動画などで高まるミュージシャンの録音・録画ニーズに応えるための製品として本機を開発。スマートフォンやビデオカメラでの録画では音質面や使い勝手に不満を抱えるユーザーに対して、同社のオーディオ技術と、ハンディカムなどで培った映像技術を投入した本機を開発したという。

音質面では120度X-Yマイクを装備。自室や音楽スタジオなど狭い部屋での音楽録音に併せ、センター位置の週音声が高いマイク設計を採用した。また、アンプ部にもこだわることでも高音質を追求している。

X-Yマイクを搭載

カメラ機能では総画数1,680万画素、動画撮影時の有効画素数840万画素の1/2.3型 "Exmor R" CMOSセンサーを搭載。裏面照射型センサーの搭載で暗所撮影能力を強化している。動画はフルHD/30pおよび1,280×720/30p記録が可能で、マイクロHDMI端子も備えているため、HDMIケーブルでテレビなどへ映像を出力することもできる。

レンズは120度と広角のカールツァイスレンズを採用。ズームは非対応だが広角なレンズを搭載することで、スタジオなど狭い場所で多人数での演奏をするような場合でもメンバーがしっかり画面に収まるようにしている。

Wi-Fiを内蔵しており、NFCにも対応。PlayMemories Mobileアプリをインストールしたスマートフォンとの連携も可能で、スマートフォンをワイヤレスモニターやリモコンとして利用したり、撮影した動画ファイルをスマホに転送してSNSにアップロードするなどといったことができる。

外部入力端子はLINE IN/MIC INの両方に対応。外部マイクや、MTRなどの外部機器を接続することもできる。また、録画を開始してから3秒後にモニターが消灯する自動LCD消灯機能も備え、ライブハウスなどの暗い場所での使用にも配慮している。なおヘッドホン端子とマイクロUSB端子も装備している。

端子部

そのほか液晶モニターにはオーディオレベルメーターも表示できるほか、利用頻度の高い機能を登録しておける「マイボタン」機能なども搭載している。

液晶モニターの逆サイド。モノクロスピーカーを搭載

また、撮影したファイルのPC用管理・編集ソフト「MVR Studio」も用意。動画/音声ファイルの再生や編集、SNSへのアップロードなどが行えるPCソフトを、専用サイトから無償ダウンロード提供する。同ソフトはWindows Vista以降、Mac OS X Lion(10.7)以降に対応する予定。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

製品スペックを見る
  • ジャンルその他
  • ブランドSONY
  • 型番HDR-MV1
  • 発売日2013年11月15日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格30,000円前後)
【SPEC】●バッテリー駆動時間:動画撮影時…最長約2時間10分(実撮影時間約1時間15分) ●記録媒体:メモリースティックmicro、microSDカード ●外形寸法:116.5×70.5×27mm
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 ヤマダデンキ、「ブラックフライデー」セールを11/16より開始。ベスト電器、マツヤデンキでも開催
2 iPhone買い換え、手持ちモデルを手放す際に必ずやっておくべきこととは?
3 ケーブル接続の「バランス/アンバランス」ってつまり何?
4 「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ」11月23日・24日開催。出展メーカーや連続試聴イベントの内容はコチラ!
5 <Inter BEE>ゼンハイザー、国内未発売製品を初お披露目/NHK、“自由に変形する”ディスプレイ/コルグ「Live Extreme」試聴デモ
6 THIEAUDIO「Origin」は低音好き垂涎!骨伝導搭載・クアッドハイブリッド構成のイヤホンを聴く
7 B&Wの人気シリーズ、トゥイーター・オン・トップ式ブックシェルフ3機種の魅力を探る
8 ビクター“nearphones”「HA-NP1T」速攻レビュー! イヤーカフ型ながら聴きイヤホンを女性ライターが使ってみた
9 MUSE HiFi、真空管搭載ポータブルDAC/AMP「M5 ULTRA」。ESS社と独自回路を共同開発
10 スピーカーの“原音再生”をデジタルフィルターで解決!テレビや車に搭載広がるEilex PRISMの秘密に迫る
11/15 10:43 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX