• ブランド
    特設サイト
公開日 2019/09/02 13:07

ソニー、初の4Kチューナー内蔵UHD BDレコーダー「FBシリーズ」6機種。4K放送W録画/長時間録画

UIスクロール高速化などの機能強化も
編集部:小野佳希
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ソニーは、新4K衛星放送チューナーをダブルで内蔵したブルーレイディスクレコーダー「FBシリーズ」6モデルを発表。2Kチューナー3基の「BDZ-FBT4000/3000/2000/1000」と、2Kチューナー2基の「BDZ-FBW2000/1000」を11月16日に発売する。

型番の「FB」は「Four Broadcast」(4K放送)にちなんでいる

BDZ-FBT4000(4TB)予想実売価格150,000円前後
BDZ-FBT3000(3TB)予想実売価格125,000円前後
BDZ-FBT2000(2TB)予想実売価格110,000円前後
BDZ-FBT1000(1TB)予想実売価格100,000円前後
BDZ-FBW2000(2TB)予想実売価格95,000円前後
BDZ-FBW1000(1TB)予想実売価格85,000円前後

6モデルすべてが4Kチューナーを2基搭載。地デジ/BS/110度CSトリプルチューナーモデルを容量違いで4モデル、2Kダブルチューナーモデルを容量違いで2モデルラインナップする。チューナー数とHDD容量以外のスペックは共通。ソニーとしては初の4Kチューナー内蔵BDレコーダーとなる。

背面端子部

もちろんUltra HD Blu-ray(UHD BD)再生にも対応。なお、UHD BD再生対応の2018年モデル6製品のうち、トリプルチューナー/2TBモデル「BDZ-FT2000」のみ販売を継続し、そのほかのモデルは今回の新製品と入れ替わるかたちで販売終了となる。

リモコン

4K放送の2番組同時録画が可能。4K放送もHEVCコーデックで最大11倍の長時間録画ができるほか、「新作ドラマ・アニメガイド」「リモート録画予約」など2Kチューナーモデルで搭載してきた様々な機能を4K放送に対しても利用できる。

長時間録画機能においては「4K放送長時間録画モード」を搭載。圧縮せず等倍のDRモード(33Mbps)、XR(1.5倍/22Mbps)、XSR(2倍/16Mbps)、SR(3倍/11Mbps)、LSR(4倍/8Mbps)、LR(5倍/6Mbps)、ER(8倍/4Mbps)、EER(11倍/3Mbps)から録画モードを選択できる。

なお、4K長時間録画は一度DRモードで記録した後に長時間モードに変換する方式。また、ソニーでは4K放送を高画質に楽しむためにDRモードでの録画を推奨しており、工場出荷時にはDRモードに設定されている。

2K放送の長時間録画に対しては、4K放送では使えない16倍録画モードも選択可能。なお、録画コーデックは4K放送ではHEVCであるのに対し、2K放送はMPEG-4 AVCで記録する。

なお、DRモードでも長時間録画でも、録画モードに関わらずTS方式で記録。このため、例えば異なる録画モードで録画した別々の番組同士もタイトル結合することができる。

インターネットに接続しておくことで新作のドラマおよびアニメを最長1ヶ月前から先行予約できる「新作ドラマ・アニメガイド」機能を、4K放送に対しても利用可能。従来から引き続き『ソニーは「先録(サキロク」』というキーワードでアピールしていく。

「新作ドラマ・アニメガイド」などの機能を4K放送に対しても利用できる

好みのタレント名など事前に登録しておいたキーワードをもとに自動録画する「おまかせ・まる録」、臨時ニュースなどで放送日時が急遽変わっても目当ての番組を追跡録画する「番組名予約」、他ユーザーの録画予約状況を知ることで流行の番組を逃さず録画できるようにする「みんなの予約ランキング」といった機能も4K放送に対応した。

アプリ「Video & TV SideView」をインストールしたスマホからのリモート録画予約も4K放送に対応。レコーダーに録画した番組をスマホからリモート視聴することもできる。なお、リモート視聴時の再生画質はVGA(640×480)かQVGA(320×240)。

また、4K放送は録画済み番組のみがリモート視聴可能で、放送中番組はリモート視聴できない。「Video & TV SideView」アプリは、今回の新製品群発売に先駆けて10月に上記機能への対応アップデートを実施を予定している。

UIではEPGなどのスクロール速度が従来比2倍以上に高速化。高速スクロールで目当ての番組を探しやすくした。

UIのスクロールが従来比2倍以上に高速化

また、地デジや4K放送、背面USB端子に接続した外付けHDDやハンディカムなど、データの保存場所に関わらずコンテンツを同じリストで一括管理可能。データ保存先を気にせずに目当てのコンテンツを探せるようにしている。加えて「ジャンル別録画リスト」も採用するなどでもコンテンツを探しやすいよう配慮している。

EPGの表示イメージ(※イメージのため最終版と異なる場合あり)

同社製テレビ“BRAVIA”4Kモデルと接続した際に最適な画質へ自動調整する「4Kブラビアモード」も搭載。液晶テレビ/有機ELテレビ/プロジェクターというディスプレイ種別で設定できるほか、画質調整項目のパラメーターも2018年モデルでは約500パターンだったところから、約2500パターンへと大幅に増やしている。

そのほか、4Kブラビア側のリモコンからの操作にも対応。ブラビアのリモコンのGoogleアシスタントボタンを押して「来週のバラエティ番組を録画したい」などといった具合に音声で番組検索を行うことができる。また、ブラビア側のリモコンの「レコーダーホーム」ボタンを押してレコーダーの各種操作を行える。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 「オーディオのオンキヨー」復活へ。新スピーカーとセパレートシステムを年明けのCESで発表
2 【完全ワイヤレスイヤホン特集 PART.10】音のプロが選ぶベストバイは?
3 CD再生とファイル再生の架け橋に!Shanlingからリッピング機能付きトランスポート「CR60」が登場
4 今こそ「ミニコンポ」が面白い! デノン/マランツ/B&Wの令和ライフにマッチする厳選5モデルレビュー
5 水月雨、『崩壊:スターレイル』とのコラボ完全ワイヤレス。ダイナミック+環状平面駆動の同軸ドライバー搭載
6 【ミニレビュー】空き電源コンセントに挿入するだけ。オーディオみじんこ「SILVER HARMONIZER AC-ADVANCE」
7 モニターオーディオ「GOLDシリーズ」レビュー。ユニット大幅刷新の第6世代機は「ハイスピードで焦点の明確な音調」
8 AVIOT、『らんま1/2』コラボ完全ワイヤレスイヤホン。完全新録ボイス240種類以上搭載
9 Nothing、スマホ/イヤホンが最大30%オフ価格になるウィンターキャンペーン。先着順で靴下もらえる
10 要注目の新興ブランド、ラトビア「アレタイ」スピーカー試聴レビュー!広大な空間描写力が魅力
12/20 10:05 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.195
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX