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ライトユーザー層にもハイレゾ拡大を狙う

「ソニーは、ハイレゾ。」新製品群大量投入で一般層にもハイレゾをアピール

公開日 2014/09/25 18:36 ファイル・ウェブ編集部
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既報の通り、ソニーはハイレゾ対応のウォークマンやヘッドホンなどの新製品群を一斉発表。メディア向けの発表会も開催して製品の特徴や商品戦略を説明したほか、「ソニーは、ハイレゾ。」というキャッチコピーを用いてハイレゾの普及に努めていくことなども明らかにした。なお、製品については下記の各記事で紹介している。



「ソニーの本気」の実力とは? 新最上位ヘッドホン「MDR-Z7」/イヤホン「XBA-Z5」など速攻レビュー
ハイレゾ/microSD対応の新“ウォークマン”A10シリーズ
スポーツ向け“ウォークマン”Wシリーズ ー BTに新対応、指輪リモコンで操作
デザイン変更しaptX対応した“ウォークマン”S10シリーズ
ハイレゾ/バランス対応の新フラグシップヘッドホン「MDR-Z7」
バランス対応のフラグシップイヤホン「XBA-Z5」。自社開発3ウェイドライバー搭載
新ハイレゾ対応ヘッドホン「MDR-1A」とDAC内蔵の「MDR-1ADAC」
新ハイブリッドイヤホン「XBA-A3/A2/A1」 ー リニアドライブBAドライバ搭載
バランス駆動対応の最上位ポータブルヘッドホンアンプ「PHA-3」
KIMBER KABLEとのコラボモデルなどリケーブル3シリーズ9製品

■ハイレゾは「オーディオの転機」

発表会の最初に登壇した、ソニー(株)業務執行役員 SVP ビデオ&サウンド事業本部 本部長の高木一郎氏は「ちょうど1年前にハイレゾ製品群の発表会を行った(関連ニュース)。その際にはワーナーやユニバーサル、ソニー・ミュージックの会長や社長にも出席いただくなどソフトの充実についても語ったが、今日はその進捗についても説明したい」とあいさつ。“ハイレゾ元年”と位置付けた昨年からの1年間で、ハイレゾを取り巻く市場がどのように変化したかについて説明した。

ソニー 高木氏

「昨年秋にハイレゾ対応製品を一挙18モデル発表したが、いずれも非常にご好評をいただけた。特にウォークマンZX1は発売当時の実売価格が75,000円前後と高価だったにもかかわらず、日本だけでなく中国などを含む東アジアでは即完売という状況だった」と高木氏はコメント。「“高付加価値のハイレゾミュージックプレーヤー”という新しいカテゴリーを作れたのではないか」と続けた。

また、DAPの購入検討者の9割がハイレゾ対応に魅力を感じているという調査結果も紹介。ソニービルでのイベント開催時にもハイレゾへ興味を示す来場者が多かったことにも触れ、「よい音へのニーズが高まるなか、高音質による感動体験を広めることで、オーディオ市場が拡大すると思っている」とした。

購入の際にハイレゾ対応、およびハイレゾ相当へのアップスケール機能を重要視するユーザーが多いとの調査結果を紹介

イベントで体験したようなハイレゾ音源を過程でも聴きたいと答えた来場者が多かったという

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