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公開日 2016/09/12 09:00

Cambridge Audio、“シンプルさと正確さを追及した”フォノイコ「CP1」「CP2」

MM専用のCP1とMM/MC対応のCP2
編集部:小野佳希
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ナスペックは、同社が取り扱うCambridge Audioより、従来機をブラッシュアップしシンプルさと正確さを追及したというフォノイコライザー「CP1」と「CP2」を9月15日に発売する。MMフォノイコライザーの「CP1」は2万円前後、MM/MCフォノイコライザーの「CP2」は3万円前後での実売が予想される。

CP1

それぞれ従来のフォノイコライザー「551P」「651」をブラッシュアップしたというモデル。ともにA級増幅型のシングルエンド回路を採用する。入力段の主要箇所にはICを使用せず、トランジスタをはじめディスクリート回路を構成している。

L/Rバランスコントロール機能を搭載。フルメタルシャーシの採用で振動抑制を図っているほか、スタンバイ時は消費電力1W以下のエコ設計も実現している。なお両モデルとも本体色はブラックとシルバーの2色をラインナップする。

「CP2」はさらに、カッパーシールドによってノイズを抑制。また、オーディオグレードのコンポーネントパーツを使用することで、±0.3dB(20Hz-50kHz)以下のRIAAカーブ精度を実現したという。

CP2

さらに、レコードの反りによる低周波を抑えるというサブソニックフィルターを搭載。これによってスピーカーを保護するよう配慮した。

「CP1」はゲイン(1kHz)が39dBで、入力インピーダンスが47kΩ、出力感度は3.35mV。THD(20Hz-20kHz)は<0.009%で、S/N比が>85dB、クロストーク(20kHz)が>76dBで、RIAAカーブ精度が<±0.65dB 25Hz-20kHz。

「CP2」は、MMでのゲイン(1kHz)が39dBで、入力インピーダンスが47kΩ、出力感度は3.35mV。THD(20Hz-20kHz)が<0.009%である点までは「CP1」と同等。S/N比は>86dBで、クロストーク(20kHz)が>83dB、RIAAカーブ精度は<±0.3dB 20Hz-50kHz(サブソニックフィルター オフ)。

MCでのゲイン(1kHz)は55dB、入力インピーダンスが100Ω、出力感度は3.35mV。THD(20Hz-20kHz)は<0.009%で、S/N比が>72dB、クロストーク(20kHz)が>69dBで、RIAAカーブ精度が<±0.3dB 20Hz-50kHz。

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  • ジャンルフォノイコライザー
  • ブランドCAMBRIDGE AUDIO
  • 型番CP1
  • 発売日2016年9月15日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格20,000円前後)
【SPEC】●ゲイン@1kHz:39dB ●入力インピーダンス:47kΩ ●出力感度:3.35mV ●THD20Hz-20kHz:<0/009% ●S/N比:>85dB ●クロストーク:>76dB ●RIAAカーブ精度:<+/-0.65dB 25Hz-20kHz ●オーバーロードマージン:>30dB ●入力系統:アンバランスRCA(L/R)×1系統 ●入力系統:アンバランスRCA(L/R)×1系統 ●入力容量:220pF ●出力系統:アンバランスRCA(L/R)×1系統 ●定格出力:300mV ●消費電力:(最大5W)/ (スタンバイ)<1W ●外形寸法:215H×46W×133Dmm ●質量:0.8kg
  • ジャンルフォノイコライザー
  • ブランドCAMBRIDGE AUDIO
  • 型番CP2
  • 発売日2016年9月15日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格30,000円前後)
【SPEC】●ゲイン@1kHz:39dB(MM)、55dB(MC) ●入力インピーダンス:47kΩ(MM)、100kΩ(MC) ●出力感度:3.35mV(MM)、3.35mV(MC) ●THD 20Hz-20kHz:<0/009%(MM)、<0/009%(MC) ●S/N比:>86dB(MM)、>72dB(MC) ●クロストーク:>83dB(MM)、>69db(MC) ●RIAAカーブ精度:(MM)<+/-0.3dB 25Hz-50kHz (subsonic filter off)、(MC)<+/-0.3dB 25Hz-50kHz ●オーバーロードマージン:>30dB ●入力系統:アンバランスRCA(L/R)×1系統 ●入力容積:220pF ●出力系統:アンバランスRCA(L/R)×1系統 ●定格出力:300mV ●消費電力:(最大)5W、(スタンバイ時):<1W ●外形寸法:215W×46H×133Dmm ●質量:0.8kg
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