HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース
公開日 2014/04/14 14:00
東芝、40型で広色域パネル搭載の4K REGZA「40J9X」
最小サイズの4Kテレビ
東芝ライフスタイル(株)は、液晶テレビ“REGZA”の新モデルとして、4Kパネルを搭載し、画面サイズが40型の「40J9X」を7月中旬に発売する。価格はオープンだが23万円前後での販売が予想される。
同時に発表された「Z9X」シリーズと同様、4Kパネルを搭載した液晶テレビ。直下型LEDバックライトの採用や広色域化の実現、各種高画質化処理など、多くの機能をZ9Xシリーズから踏襲している。ただしタイムシフトマシンやざんまいプレイには対応していない。
東芝ライフスタイルでは、「これまでは、4Kテレビはリビングに置きたいというニーズが多かったが、最近では『40型の4Kテレビなら自分の部屋に置きたい』という声も増えてきた。たとえば4Kゲームを大画面で楽しむなど、個人ユースにも対応できるサイズとして40型の投入を決めた」と説明する。
液晶パネルの方式はVAで、3Dはアクティブ方式に対応。ただしトランスミッターは別売りとなる。HDCP 2.2や、HDMI 2.0端子からの4K 60p 4:4:4の入力にも対応している。
前述の通りバックライトは直下型広色域LED。エリアコントロールには対応していない。高輝度化では、Z9Xシリーズほど高輝度ではないが、500nit程度の輝度を実現している。
この直下型LEDバックライトは、バックライトブリンキングにも活用している。さらに圧縮された高輝度領域を復元する「ハイダイナミックレンジ復元」機能も備えている。
色域を広げたのも大きな特徴で、色再現範囲をZ8Xシリーズに比べて約30%広げた。DCI比の数値は非公表だが、「限りなく100%に近いカバー率を実現している」(同社)という。色域を拡大する際は、「4K広色域復元」機能により、最明色を考慮した広色域復元データベースと照合。これにより、単純に色域を広げるのではなく、より自然でリアルな色彩が得られるとしている。
ノイズリダクションでは、デジタル放送をアップコンバートする際のブロックノイズやモスキートノイズを抑制。デジタル放送のノイズパターンに合った処理を行う。またデジタル放送でノイズが発生しているエリアを高精度に検出し、それぞれに最適な超解像処理を実施するアルゴリズムも備えている。
これ以外にも、映像の輝き感を高める「光解析 輝き復元」、きめ細かい部分の質感を高める「微細テクスチャー復元」、映像の部分ごとの精細感に応じて超解像処理を加える「絵柄解析 再構成型超解像技術」など、様々な映像処理技術を搭載している。
これらの高画質化機能は、ほぼZ9Xシリーズと同等だが、倍速機能については、65/58/50Z9Xが「スムーズダイレクトモーション480」であるのに対して40J9Xは「スムーズダイレクトモーション240」となっている。
■多彩なコンテンツモードを用意
Z9Xシリーズと同様、多彩なコンテンツモードを用意した。1080p 4:4:4映像をレグザエンジンCEVO 4Kにダイレクト入力し、オール12ビット 4:4:4で映像処理する「ピュアダイレクトモード」や、マスモニをイメージしたに「D93モード」「D65モード」、さらに4Kネイティブ映像入力に対応した「4Kネイティブモード」などを新設した。
ゲーム対応も強化。コンテンツモードを「HDゲーム」にすると、720p/1080p/1440p/4K 60p入力時において、約0.6フレーム(約10ms)の低遅延表示が可能となっている。そのほかにも、ゲームカラオケや3Dゲームを低遅延で楽しめるモード、PS Vita専用モード「ポータブルゲーム」などを用意している。
■ラビリンス型のバスレフボックスを搭載
サウンド面もZ9Xシリーズに準じており、ラビリンス型のバスレフボックスを搭載して低域を強化。スピーカー出力は15W+15Wの計30Wとなる。そのほか、低域の分割を501バンドという高精度で行う「レグザサウンドイコライザー プロ」を備えたほか、音質補正の新モード「壁掛けモード」を追加した。
■外付けUSB-HDDに2番組同時録画が可能
全録機能「タイムシフトマシン」や「ざんまいプレイ」には非対応だが、外付けUSB-HDDへの録画は可能で、地デジを視聴しながら裏番組を2番組同時録画することができる。「みどころシーン再生」サービス、「タグリスト」サービス、「おまかせ録画コミュニティ」サービスなどにも対応している。
さらに、レグザ向けのクラウドサービス「Time On」やハイブリッドキャストも利用可能となっている。
リモコンはZ9Xと同じく新開発のもので、全体のカラーをシルバーに変更。タイムシフトマシン関連のボタンをセンターに集約して大型化したり、キートップに傾斜を付けて押しやすくしたり、扉を廃止してボタン数を減らしたりなど、よりシンプルで使いやすくした。
なお、本機を7月31日までに購入した方全員に、通常録画専用外付けハードディスク(1TB)をプレゼントするキャンペーンも行われる。
【問い合わせ先】
東芝テレビご相談センター
TEL/0120-97-9674
同時に発表された「Z9X」シリーズと同様、4Kパネルを搭載した液晶テレビ。直下型LEDバックライトの採用や広色域化の実現、各種高画質化処理など、多くの機能をZ9Xシリーズから踏襲している。ただしタイムシフトマシンやざんまいプレイには対応していない。
東芝ライフスタイルでは、「これまでは、4Kテレビはリビングに置きたいというニーズが多かったが、最近では『40型の4Kテレビなら自分の部屋に置きたい』という声も増えてきた。たとえば4Kゲームを大画面で楽しむなど、個人ユースにも対応できるサイズとして40型の投入を決めた」と説明する。
液晶パネルの方式はVAで、3Dはアクティブ方式に対応。ただしトランスミッターは別売りとなる。HDCP 2.2や、HDMI 2.0端子からの4K 60p 4:4:4の入力にも対応している。
前述の通りバックライトは直下型広色域LED。エリアコントロールには対応していない。高輝度化では、Z9Xシリーズほど高輝度ではないが、500nit程度の輝度を実現している。
この直下型LEDバックライトは、バックライトブリンキングにも活用している。さらに圧縮された高輝度領域を復元する「ハイダイナミックレンジ復元」機能も備えている。
色域を広げたのも大きな特徴で、色再現範囲をZ8Xシリーズに比べて約30%広げた。DCI比の数値は非公表だが、「限りなく100%に近いカバー率を実現している」(同社)という。色域を拡大する際は、「4K広色域復元」機能により、最明色を考慮した広色域復元データベースと照合。これにより、単純に色域を広げるのではなく、より自然でリアルな色彩が得られるとしている。
ノイズリダクションでは、デジタル放送をアップコンバートする際のブロックノイズやモスキートノイズを抑制。デジタル放送のノイズパターンに合った処理を行う。またデジタル放送でノイズが発生しているエリアを高精度に検出し、それぞれに最適な超解像処理を実施するアルゴリズムも備えている。
これ以外にも、映像の輝き感を高める「光解析 輝き復元」、きめ細かい部分の質感を高める「微細テクスチャー復元」、映像の部分ごとの精細感に応じて超解像処理を加える「絵柄解析 再構成型超解像技術」など、様々な映像処理技術を搭載している。
これらの高画質化機能は、ほぼZ9Xシリーズと同等だが、倍速機能については、65/58/50Z9Xが「スムーズダイレクトモーション480」であるのに対して40J9Xは「スムーズダイレクトモーション240」となっている。
■多彩なコンテンツモードを用意
Z9Xシリーズと同様、多彩なコンテンツモードを用意した。1080p 4:4:4映像をレグザエンジンCEVO 4Kにダイレクト入力し、オール12ビット 4:4:4で映像処理する「ピュアダイレクトモード」や、マスモニをイメージしたに「D93モード」「D65モード」、さらに4Kネイティブ映像入力に対応した「4Kネイティブモード」などを新設した。
ゲーム対応も強化。コンテンツモードを「HDゲーム」にすると、720p/1080p/1440p/4K 60p入力時において、約0.6フレーム(約10ms)の低遅延表示が可能となっている。そのほかにも、ゲームカラオケや3Dゲームを低遅延で楽しめるモード、PS Vita専用モード「ポータブルゲーム」などを用意している。
■ラビリンス型のバスレフボックスを搭載
サウンド面もZ9Xシリーズに準じており、ラビリンス型のバスレフボックスを搭載して低域を強化。スピーカー出力は15W+15Wの計30Wとなる。そのほか、低域の分割を501バンドという高精度で行う「レグザサウンドイコライザー プロ」を備えたほか、音質補正の新モード「壁掛けモード」を追加した。
■外付けUSB-HDDに2番組同時録画が可能
全録機能「タイムシフトマシン」や「ざんまいプレイ」には非対応だが、外付けUSB-HDDへの録画は可能で、地デジを視聴しながら裏番組を2番組同時録画することができる。「みどころシーン再生」サービス、「タグリスト」サービス、「おまかせ録画コミュニティ」サービスなどにも対応している。
さらに、レグザ向けのクラウドサービス「Time On」やハイブリッドキャストも利用可能となっている。
リモコンはZ9Xと同じく新開発のもので、全体のカラーをシルバーに変更。タイムシフトマシン関連のボタンをセンターに集約して大型化したり、キートップに傾斜を付けて押しやすくしたり、扉を廃止してボタン数を減らしたりなど、よりシンプルで使いやすくした。
なお、本機を7月31日までに購入した方全員に、通常録画専用外付けハードディスク(1TB)をプレゼントするキャンペーンも行われる。
【問い合わせ先】
東芝テレビご相談センター
TEL/0120-97-9674
関連リンク
- ジャンル液晶テレビ(ディスプレイ)
- ブランドTOSHIBA
- 型番40J9X
- 発売日2014年7月中旬
- 価格¥OPEN(予想実売価格23万円前後)
【SPEC】●サイズ:40型 ●チューナー:地上デジタル×3、BS・110度CSデジタル×2 ●画素数:3840×2160 ●入出力端子:HDMI入力×4、ビデオ入力(映像×1、音声(L/R)×1)、HDMIアナログ音声入力×1(ビデオ入力(音声入力)と兼用)、アナログ音声入力×1(ヘッドホン兼用)、光デジタル音声出力×1、SDメモリーカードスロット×1(SDXC対応)、LAN×1、USB×2、拡張端子×1、MHL×1(HDMI入力と兼用)×1、ヘッドホン×1(アナログ音声出力と兼用) ●外形寸法:918W×588H×170Dmm(スタンド含む)