• ブランド
    特設サイト
公開日 2023/10/28 22:46

<ヘッドフォン祭>ヤマハ「HA-L7A」はデザイン・音質も好評/DVAS“ヘッドホン専用パワーアンプ”を出展

ORBは“宝石”つきIEMを展示
ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
フジヤエービックが主催する「秋のヘッドフォン祭 2023」が、10月28日にステーションコンファレンス東京にて開催。ここでは、ヤマハ、Sound Warrior、DVAS、ORB、トップウイングサイバーサウンドグループのブースを紹介する。

ヤマハのブースでは、先日正式発表された「HA-L7A」とヘッドホン「YH-5000SE」を展示、来場者の熱い視線を集めていた。担当者も「参考出品としては何度か出展していましたが、発売日や価格などが正式に発表されてから初のイベントとなります。非常に反響も良く、“ヤマハらしい音だね”という声を多くいただいております」と笑顔を見せる。

試聴希望者が引きも切らないヤマハのヘッドホンアンプ「HA-L7A」

大型のトロイダルトランスを搭載するヘッドホンアンプは珍しく、トランスをあえて主張したデザインも非常に好意的に受け入れられているという。電源部と信号処理部の分離や、信号経路を最短化できるというメリットもあり、HA-L7Aの高音質化にも大きく貢献しているようだ。海外のイベントにも積極的に展開しており、香港やオーストラリアなどでも好評を博しているそうだ。

トロイダルトランスや内部基板も公開

DVASは、“ヘッドホン専用パワーアンプ”「Model2」を展示。DVASの第一弾モデル「Model1」は、DS AUDIOの光カートリッジ対応フォノイコライザーであり、第二弾モデルとしてヘッドホンアンプに取り組んだのはちょっとした驚きであったが、開発担当の桑原氏によると「私自身がスピーカー再生もヘッドホン再生も両方大好きなので、どちらのお客さんにも楽しんでもらいたい、という思いで開発しました」とのこと。

DVASのブースと開発担当の​桑原光孝氏(左)

Model2はボリュームコントロールやセレクター機能を持たない純粋なパワーアンプ。そのため、前段にプリアンプ等が必要となる。ブースに用意されたシステムを試聴した際は中域の密度感の濃いアナログ的なサウンドで、女性ヴォーカルの瑞々しさなどを楽しみたい場合にはピッタリハマる印象。なお、ラインプリアンプとアッテネーターを参考出品として展示しているが、いずれも今回のイベントのために用意したもので製品化は未定とのこと。

ヘッドホン専用パワーアンプ「Model2」。上は参考出品のアッテネーター

ORBは、今年のミュンヘン・ハイエンドでも展示されていた京セラの人工宝石「CRESCENT VERT(クレサンベール)」をあしらったIEM「CF-IEM」を国内初展示。カラーは、エメラルド/ルビー/サファイア/ピンクサファイア/サクラサファイア/オパールの6種類を用意する。スケルトンで内部配線も見えるようになっており、ファッションアイテムとしても魅力的。「音楽好きの女性にもぜひアプローチしたいですね」と意欲を見せる。

人工宝石「CRESCENT VERT」をあしらったORBのIEM。6色から選択できる

Sound Warriorは、先日発表された小型真空管アンプ「SWL-T01」と木製のキューブ型スピーカー「SW-SP2」を展示。SWL-T01は前段に真空管(12AU7)、後段はD級アンプというハイブリッド構成で、DAコンバーターも内蔵。ヘッドホン再生はもちろん、木製スピーカーとの組み合わせで、「インテリアにも馴染む」シンプルなオーディオスタイルが実現できるとアピールする。

Sound Warriorの真空管アンプと小型スピーカー

トップウイングサイバーサウンドグループは、iFi audio、VOLUMIO、XI AUDIO、Lotoo等の同社取り扱い製品を展開。注目はiFi audioの「iCAN Phantom」で、通常のヘッドホンアンプとしてはもちろん、SDカードサイズのバイアスカードを挿入することで静電型ヘッドホンにも対応できると謳う。

iFi audioの「iCAN Phantom」

またフロントパネルで「SOLID STATE」「TUBE」「TUBE+」の3つの音質モードが切替できるのも特徴で、聴き比べるとソリッドな印象の「SOLID STATE」、滑らかな音場感を感じる「TUBE」、低域の厚みがしっかりした「TUBE+」とそれぞれの魅力が感じられた。聴きたい曲によって設定を変えて遊ぶ楽しみもありそうだ。

「SOLID STATE」「TUBE」「TUBE+」の3つの音質モードを選択できる

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 A女子プロゴルフ「ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント」8/30から3日間の放送・配信予定
2 AmazonスマイルSALEに「iPad」が登場。一部セール品を事前公開中
3 “初音ミク”コラボのライブ用耳栓。ロゴ入り専用ケースとオリジナルパッケージ採用
4 Amazonスマイルセール、FireTVシリーズの値引き価格を事前公開中。最大33%オフ
5 デノン/マランツ、一部HEOSテクノロジー搭載機がアップデートでRoon Readyに対応
6 ゲオ、1万円台の一体型サウンドバー。2.1ch/2.2chの2モデルを発売
7 トム・クルーズ主演!夢と現実の区別がつかなくなった男の恋と人生の行方
8 濃密で艶やかな “ブリティッシュサウンド” を手の中に。ONIX「Overture XM5」レビュー
9 ゼンハイザー、ヘッドホン新製品「HD620S」などが対象の期間限定セール。9/4まで
10 アバックClassic馬車道店、デノン新旗艦プリメイン「PMA-3000NE」最速試聴イベントを9/14に開催
8/30 10:22 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.21 2023 WINTER
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.21
プレミアムヘッドホンガイド Vol.31 2024 SPRING
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.31(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2023受賞製品お買い物ガイド(2023年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2023年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX