公開日 2019/11/22 18:46
光学・回転系プレーヤーの新しい地平を感じる
【AEx2020「金賞」「特別大賞」受賞】エソテリックの2大巨頭がここに降臨―Grandioso P1X/Grandioso D1X/Grandioso K1X
鈴木 裕/藤岡 誠/角田郁雄/山之内 正
エソテリックは今年、2つの最高峰プレーヤーを誕生させた。ひとつは4筺体型のセパレートSACDプレーヤー「Grandioso P1X+D1X」、そしてもうひとつがこの4筺体を1台に集約させた一体型SACDプレーヤーの「Grandioso K1X」である。両モデルはいずれも16年ぶりにリニューアルを遂げたドライブメカVRDS-ATLASを搭載。さらに同社として初めてディスクリートDAC、Master Sound DACを採用。この2つの革新的な要素を投入した新世代のプレーヤーとしてフルモデルチェンジを遂げたのだ。
本年度の「オーディオ銘機賞2020」の審査会では、セパレートと一体型、どちらをどのように評価するか、という点で実に活気ある議論が交わされた。結論としてはP1X+D1Xに最高評価を、セパレートの要素を一体型に集約させたエンジニアの技術力の高さにも同じく最高の評価が与えられ、P1X+D1Xは「特別大賞」、K1Xは「金賞」の栄光に輝いた。いずれにしても本年度最高のプレーヤーとして称えられたこの2モデル。その魅力を改めて紹介していこう。
■エポック・メイキングな2つの要素を搭載する
エソテリックにとって2019年は忘れられない年になるはずだ。なぜならばGrandioso P1X+D1XとGrandioso K1Xを誕生させた年だから。そのどちらもがメカドライブとしてVRDS-ATLASを搭載。これはVRDS-NEOが登場した2003年以来、16年振りの新しいメカであり、ここまでのすべての技術的蓄積を投入したブランニューなデザイン。そしてD/A変換部。エソテリックとして初めてDACデバイスを使わず、ディスクリートでデジタル信号をアナログ信号に変換する回路を構成している。
このエポック・メイキングな2つの要素を搭載したCD/SACDプレーヤー。銘機賞において4筐体のセパレートが特別大賞、一体型が金賞を受賞したことに頷かれる方も多いだろう。
本年度の「オーディオ銘機賞2020」の審査会では、セパレートと一体型、どちらをどのように評価するか、という点で実に活気ある議論が交わされた。結論としてはP1X+D1Xに最高評価を、セパレートの要素を一体型に集約させたエンジニアの技術力の高さにも同じく最高の評価が与えられ、P1X+D1Xは「特別大賞」、K1Xは「金賞」の栄光に輝いた。いずれにしても本年度最高のプレーヤーとして称えられたこの2モデル。その魅力を改めて紹介していこう。
■エポック・メイキングな2つの要素を搭載する
エソテリックにとって2019年は忘れられない年になるはずだ。なぜならばGrandioso P1X+D1XとGrandioso K1Xを誕生させた年だから。そのどちらもがメカドライブとしてVRDS-ATLASを搭載。これはVRDS-NEOが登場した2003年以来、16年振りの新しいメカであり、ここまでのすべての技術的蓄積を投入したブランニューなデザイン。そしてD/A変換部。エソテリックとして初めてDACデバイスを使わず、ディスクリートでデジタル信号をアナログ信号に変換する回路を構成している。
このエポック・メイキングな2つの要素を搭載したCD/SACDプレーヤー。銘機賞において4筐体のセパレートが特別大賞、一体型が金賞を受賞したことに頷かれる方も多いだろう。
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