HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース
公開日 2007/06/25 18:56
デノン、HDMI 1.3a搭載の次世代サラウンド対応AVアンプ中級機 − 新プログラムリモコンも参考展示
デノンは、HDMI ver.1.3a端子を備え、次世代サラウンドのデコード機能を搭載するミドルクラスのAVアンプ2機種を新たに発売する。
■AVアンプ「AVC-3808」/8月下旬発売/¥231,000(税込)
本機は既報でお伝えした同社の新フラグシップAVアンプ「A1HD」シリーズの高音質設計を引き継いだ7.1ch対応の中級機となる。定格出力値は130W×7ch(8Ω)。
入力3系統、出力2系統のHDMI端子はver.1.3a対応とし、ドルビーTrueHDやDTS-HD(Master Audio/High Resolution Audio)、ドルビーデジタルプラスなどの次世代サラウンドフォーマットに対応するデコーダーを搭載する。ディープカラーやxvYCC、リップシンクへの対応を実現したほか、2系統のHDMIの同時出力も可能となっている。
またネットワーク機能が充実している点も本機の特長となり、イーサネット端子経由でホームネットワークに接続し、WAVやWMA Losslessを含むPC内音楽ファイルのストリーミング再生や、インターネットラジオの再生が楽しめる。
高品位HDフォーマットの高音質再生のため、新たに開発された独自の高音質サラウンド再生回路「DDSC-HD」を採用。サラウンド再生に必要な信号処理回路を個々のブロックに独立させ、それぞれに高性能な集積回路を用いてディスクリート化し、全チャンネルで同一レスポンス、同一クオリティとなるよう構成している。また内外部の振動によるサウンドへの影響を排除するためのダイレクトメカニカルグランド構造も採用する。
デコーダー部には高性能32bitフローティングポイントタイプのDSPを2基採用。高性能DSPの処理能力により、完成度の高いサラウンド信号処理を実現している。192kHz/24bitの高性能DAコンバーターや192kHz/24bitの処理能力を持つDIRとADコンバーター、ならびにデジタルデバイスを制御し、かつ高速信号処理を行う大容量FPGAも採用。高性能なDA変換を実現するために、マスタークロックの純度を高める手法も随所に導入している。
電源部については、各回路ブロック別に巻き線を分離した、大型で強力なメイントランスとマイコン専用、イーサーネット/USB専用にそれぞれ独立した合計3つのトランスを搭載。電源回路は回路ブロックごとに細分化しており、それぞれのブロックごとに分離した電源供給を実現している。またパワーアンプの電源は大型メイントランスに加えて、並列接続された整流ダイオードと、デノンオリジナルの新開発大容量ブロックコンデンサーで回路構成され、安定した電源供給能力を確保している。
その他、各チャンネルにはデノン独自のアナログ波形再生技術である「AL24 Processing Plus」を全チャンネルに搭載。また圧縮オーディオファイルの高音質再生技術である「Compressed Audio Restorer」も採用する。
映像系では、ビデオ回路にファロージャ製I/Pコンバーターを搭載。I/P変換時のジャギー補正や、アナログビデオ信号を1080pにスケーリングした高解像度信号をHDMI端子から出力できるスケーリング機能も可能にしている。また映像信号用に216MHz/12bit高性能ビデオDACが採用されている。
GUIは「A1HD」シリーズ同様、日本語表示に対応するほか、新デザインの採用により視認性を高めている。また付属の専用マイクによるオートセットアップ機能や、iPod用コントロールドックへの対応、多彩なマルチゾーン再生機能も盛り込まれている。
■AVアンプ「AVC-2808」/8月下旬発売/¥168,000(税込)
入力2系統、出力1系統のver.1.3a対応HDMI端子を備え、ドルビーTrueHDやDTS-HD(Master Audio/High Resolution Audio)、ドルビーデジタルプラスなどの次世代サラウンドフォーマットのデコードにも対応する。定格出力は110W×7ch(8Ω)。
本機はイーサネット端子が省略され、ネットワーク関連の機能は非搭載となる。高音質サラウンド再生回路である「DDSC-HD」や、デノン独自のアナログ波形再生技術である「AL24 Processing Plus」については上位機種同様に採用されている。
■新プログラムリモコンやiPod用コントロールドックも参考展示
また同社が25日に開催した新製品発表会には、AVアンプの関連製品として正式発表を間近に控えたプログラムリモコン「RC7000CI」やWi-Fi対応のiPod用コントロールドック「ASD-3W」も参考展示された。なお、上位機種のAVP-A1HD、AVC-A1HDには無線アンテナ端子が装備されていることから、このiPodドックと無線接続が行えるものと予想される。
「RC7000CI/7001RCI」はワイヤレス方式にRF信号を用いた双方向リモコンと専用の受信部。RF/IRは機器によって選択ぶことができ、マルチゾーン環境の操作が可能になる。PCを使って様々なプログラム編集を行うことも可能だ。
本体のディスプレイ部にはAVアンプに接続したiPodやUSBオーディオプレーヤー、そのほかネットワークからストリーミング再生中の音楽ファイルの情報を表示することができる。
【問い合わせ先】
デノン コンシューマー マーケティング
TEL/03-6731-5540
(Phile-web編集部)
■AVアンプ「AVC-3808」/8月下旬発売/¥231,000(税込)
本機は既報でお伝えした同社の新フラグシップAVアンプ「A1HD」シリーズの高音質設計を引き継いだ7.1ch対応の中級機となる。定格出力値は130W×7ch(8Ω)。
入力3系統、出力2系統のHDMI端子はver.1.3a対応とし、ドルビーTrueHDやDTS-HD(Master Audio/High Resolution Audio)、ドルビーデジタルプラスなどの次世代サラウンドフォーマットに対応するデコーダーを搭載する。ディープカラーやxvYCC、リップシンクへの対応を実現したほか、2系統のHDMIの同時出力も可能となっている。
またネットワーク機能が充実している点も本機の特長となり、イーサネット端子経由でホームネットワークに接続し、WAVやWMA Losslessを含むPC内音楽ファイルのストリーミング再生や、インターネットラジオの再生が楽しめる。
高品位HDフォーマットの高音質再生のため、新たに開発された独自の高音質サラウンド再生回路「DDSC-HD」を採用。サラウンド再生に必要な信号処理回路を個々のブロックに独立させ、それぞれに高性能な集積回路を用いてディスクリート化し、全チャンネルで同一レスポンス、同一クオリティとなるよう構成している。また内外部の振動によるサウンドへの影響を排除するためのダイレクトメカニカルグランド構造も採用する。
デコーダー部には高性能32bitフローティングポイントタイプのDSPを2基採用。高性能DSPの処理能力により、完成度の高いサラウンド信号処理を実現している。192kHz/24bitの高性能DAコンバーターや192kHz/24bitの処理能力を持つDIRとADコンバーター、ならびにデジタルデバイスを制御し、かつ高速信号処理を行う大容量FPGAも採用。高性能なDA変換を実現するために、マスタークロックの純度を高める手法も随所に導入している。
電源部については、各回路ブロック別に巻き線を分離した、大型で強力なメイントランスとマイコン専用、イーサーネット/USB専用にそれぞれ独立した合計3つのトランスを搭載。電源回路は回路ブロックごとに細分化しており、それぞれのブロックごとに分離した電源供給を実現している。またパワーアンプの電源は大型メイントランスに加えて、並列接続された整流ダイオードと、デノンオリジナルの新開発大容量ブロックコンデンサーで回路構成され、安定した電源供給能力を確保している。
その他、各チャンネルにはデノン独自のアナログ波形再生技術である「AL24 Processing Plus」を全チャンネルに搭載。また圧縮オーディオファイルの高音質再生技術である「Compressed Audio Restorer」も採用する。
映像系では、ビデオ回路にファロージャ製I/Pコンバーターを搭載。I/P変換時のジャギー補正や、アナログビデオ信号を1080pにスケーリングした高解像度信号をHDMI端子から出力できるスケーリング機能も可能にしている。また映像信号用に216MHz/12bit高性能ビデオDACが採用されている。
GUIは「A1HD」シリーズ同様、日本語表示に対応するほか、新デザインの採用により視認性を高めている。また付属の専用マイクによるオートセットアップ機能や、iPod用コントロールドックへの対応、多彩なマルチゾーン再生機能も盛り込まれている。
■AVアンプ「AVC-2808」/8月下旬発売/¥168,000(税込)
入力2系統、出力1系統のver.1.3a対応HDMI端子を備え、ドルビーTrueHDやDTS-HD(Master Audio/High Resolution Audio)、ドルビーデジタルプラスなどの次世代サラウンドフォーマットのデコードにも対応する。定格出力は110W×7ch(8Ω)。
本機はイーサネット端子が省略され、ネットワーク関連の機能は非搭載となる。高音質サラウンド再生回路である「DDSC-HD」や、デノン独自のアナログ波形再生技術である「AL24 Processing Plus」については上位機種同様に採用されている。
■新プログラムリモコンやiPod用コントロールドックも参考展示
また同社が25日に開催した新製品発表会には、AVアンプの関連製品として正式発表を間近に控えたプログラムリモコン「RC7000CI」やWi-Fi対応のiPod用コントロールドック「ASD-3W」も参考展示された。なお、上位機種のAVP-A1HD、AVC-A1HDには無線アンテナ端子が装備されていることから、このiPodドックと無線接続が行えるものと予想される。
「RC7000CI/7001RCI」はワイヤレス方式にRF信号を用いた双方向リモコンと専用の受信部。RF/IRは機器によって選択ぶことができ、マルチゾーン環境の操作が可能になる。PCを使って様々なプログラム編集を行うことも可能だ。
本体のディスプレイ部にはAVアンプに接続したiPodやUSBオーディオプレーヤー、そのほかネットワークからストリーミング再生中の音楽ファイルの情報を表示することができる。
【問い合わせ先】
デノン コンシューマー マーケティング
TEL/03-6731-5540
(Phile-web編集部)
関連リンク
トピック
- ブランドDENON
- 型番AVC-3808
- 発売日2007年8月下旬
- 価格¥231,000(税込)
【SPEC】●定格出力:130W×7ch(8Ω) ●実用最大出力:180W×7ch(6Ω) ●オーディオ入力:ステレオRCA×10、8ch外部入力×1、光デジタル×4、同軸デジタル×3、DENON LINK×1、USB×2 ●オーディオ出力:7.1chプリアウト×1、レックアウト×2、光デジタル出力×2 ●映像入力:HDMI×3、D5×2、コンポーネント色差×1、ビデオ×7、Sビデオ×7 ●映像出力:HDMI×2、D5×1、コンポーネント色差×1、ビデオ×3、Sビデオ×3 ●その他端子:イーサーネット×1、ドックコントロール端子×1、RS232C×1、トリガー出力×2 ●外形寸法:434W×171H×420Dmm
- ブランドDENON
- 型番AVC-2808
- 発売日2007年8月下旬
- 価格¥168,000(税込)
【SPEC】●定格出力:110W×7ch(8Ω) ●実用最大出力:160W×7ch(6Ω) ●オーディオ入力:ステレオRCA×10、8ch外部入力×1、光デジタル×4、同軸デジタル×3 ●オーディオ出力:7.1chプリアウト×1、レックアウト×2、光デジタル出力×2 ●映像入力:HDMI×2、D5×2、コンポーネント色差×1、ビデオ×7、Sビデオ×7 ●映像出力:HDMI×1、D5×1、コンポーネント色差×1、ビデオ×3、Sビデオ×3 ●その他端子:ドックコントロール端子×1、RS232C×1、トリガー出力×2 ●外形寸法:434W×171H×420Dmm