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公開日 2011/11/16 19:43

【Inter BEE】4K/3D/スーパーハイビジョンなど各社映像関連の注目展示をレポート

“裸眼3D年賀状”なども
ファイル・ウェブ編集部
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国内外の放送機器、映像機器、音響機器、照明機器、周辺アプリケーションやソリューションが一堂に会する国際展示会「Inter BEE 2011」が、本日より幕張メッセで開幕した。会場では、スーパーハイビジョンや4K2K、3Dなどに関連した展示を行うブースも目立った。本稿ではそれら映像関連の展示の模様をレポートする。


■4K製品関連デモが盛り上がりを見せる

ソニーは、3D対応ショルダーカムコーダー「PMW-TD300」をはじめとした幅広い製品を展示しながら、業務用機器における同社の実績を改めてアピール。また、8K CMOSセンサー搭載でHDから4K以上の映像にまで対応できる“CineAlta”「F65」も大きくフィーチャーした。

PMW-TD300

F65

同製品の展示では、メインブースで製品を試せるようになっているほか、別会場にシアタールームも用意。同製品を使ってプロが撮り下ろした複数のデモ映像を視聴することもできる。

別会場のシアタールームでのデモ上映も実施。ちなみにクレジットロールから判断するとこの映像の女性は元モーニング娘。の市井紗耶香さんが演じているようだ

なお、ソニーブースでは有機ELマスターモニターの展示も展開。分解モデルを展示するほか、液晶モデル、CRTモデルとの比較視聴なども行えるようになっている。

有機ELマスターモニター分解モデルも展示

基板


液晶モデルなどとの比較視聴も可能

キヤノンブースでは、“EOS”を使用した“CINEMA EOS SYSTEM”を紹介。「EOS C300」や「EOS 5D」などの各機種でモデルの姿を撮影できるデモスペースも展開。「EOS 1DX」も試すことができる。

EOS C300

製品の試用コーナーを用意

そして「EOS C300」と同時に発表された4K/24P動画撮影対応一眼レフカメラのモックも参考展示。こちらも来場者から大きな注目を集めていた。

4K/24P動画撮影対応一眼レフカメラのモックも参考展示

JVCケンウッドも4K2Kカメラレコーダーを参考展示。こちらはIFA2011などでも展示されていた業務用ハンドヘルドモデルで、ブースではデモ映像の上映を実施。型番や発売時期などは未定で、現在調整中だという。

JVCケンウッドの4K2Kカメラ

デモ映像を上映

また、テレビ朝日も4Kカメラによるワークフローを検討していることを紹介。現在の地上波放送では4Kコンテンツを送信することができないが、あえて4Kカメラで撮影したコンテンツをトリミングするなどしてHD放送することで、従来より再現性の高い色味が出せたり、自由な構図を実現できるなどのメリットがあるという。

同局ではドラマ「警視庁失踪人捜査課SP」を実際に4Kカメラで撮影。同ドラマを今冬に放送する予定であることもアナウンスしている。

4Kカメラで撮影したドラマを今冬に放映予定

同局の4Kデモに対する解説

■3Dはカメラ以外も各社から様々な展示

パナソニックは、女性音楽家がフルートやピアノを演奏する様子を同社の各カメラで撮影できるスペースを設ける一方、3Dソリューションを紹介するコーナーも用意。二眼式3Dカメラ「HDC-Z10000」を実際に試せるほか、P2ポータブルデッキシステム「AG-HPD24」などを紹介している。

HDC-Z10000

音楽家の演奏を被写体に製品を試せるようになっている

次ページスーパーハイビジョンは2ヶ所で視聴可能

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