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公開日 2021/06/24 00:00
ゼンハイザー、5.1.4ch一体型サウンドバー「AMBEO Soundbar」。360 Reality Audioにも対応
自社開発ハイエンドドライバーを13基搭載
ゼンハイザーは、360 Reality Audioをはじめとする最新サラウンドフォーマットに対応した5.1.4chの一体型サウンドバー「AMBEO Soundbar」を7月27日から発売する。価格はオープンだが、税込357,500円前後での実売が予想される。
ゼンハイザー独自の立体音響技術「AMBEO」を搭載し、同社が初めてコンシューマ向けに展開するサウンドバー。2018年のCESにて初披露されたもので、欧州など海外ではすでに発売されており、この度ようやく日本でも販売開始となる。
AMBEOとは、欧州最大の研究機関であるフラウンホーファーとの共同開発によるゼンハイザー独自の立体音響プロジェクトの総称。プロ向けのマイク製品からイヤホン・ヘッドホンといったエンドユーザー向けのコンシューマー製品まで展開し、“音の入り口から出口までを知り尽くす”ゼンハイザーだからこそできる、包括的な音響テクノロジーだとアピールされている。
最新のサラウンドフォーマットに対応し、ドルビーアトモス、DTS:X、MPEG-H、加えて360 Reality Audioにも対応。前後・左右に高さも加わった立体サウンドを再生できる。さらに5.1chやステレオサウンドもアップミックスしてサラウンド化が可能で、従来コンテンツの視聴も臨場感を高められるとする。
立体音響の再現性を高めるには、設置した部屋に合わせた音響の最適化が重要であるとの観点から、AMBEO Soundbarでは同梱するキャリブレーションマイクを用いて、3分程度で簡単かつ正確な音響調整を可能にしている。
具体的には、音の反射に重要な壁との距離を正確に測定し、音を吸収するカーテンの場所やその他家具の配置など、空間全体図を把握。その上で座る位置に合わせた周波数適合を行い、自動で音響調整を最適化して、立体音響のパフォーマンスを最大限発揮するとのこと。
ドライバーユニットには、自社開発のハイエンドドライバーを13基搭載。サブウーファーを追加することなく、サウンドバー本体のみで5.1.4chを実現している。
ドライバー構成は、フロントにロングスローウーファーを6基とトゥイーターを3基、本体のサイドにトゥイーターを2基、トップにフルレンジ帯域をカバーするトップファイアリングスピーカーを2基搭載。これらを13の出力を持つ500WのD級アンプと組み合わせて駆動することで、全帯域を高品質かつパワフルに再生するとしている。
ウーファーの振動板にはセルロースサンドイッチコーンを採用。1つのウーファーにつき2個のチャンバーを搭載することで音質向上を図っており、同社は「イヤホンやヘッドホンの開発技術が活かされている」と説明する。
これにより、各ウーファーそれぞれが高いパフォーマンスを発揮し、全体で高い解像度を再現。追加のサブウーファーなしに、30Hzまでの低域を量感豊かに再現できるとしている。
アルミ素材を採用したドーム型トゥイーターにも「こだわりが散りばめられている」という。ウェーブガイドとメッシュ状のグリルを緻密な計算のもと配置し、グリルの素材には他のドライバーとは異なるアコースティックに適したメタル素材を採用。他の周波数帯域への影響を最小限にして音質を高めたとのこと。
グリル部もウェーブガイドの役割を担うとしており、この構成について同社は「求めるサウンドを一本型のサウンドバーで実現するには、この2つのタイプのウェーブガイド配置とすることがマストだった」と説明している。
そのサウンドについて同社は「“まるで魔法” がかかったかのように、映画ではワンシーンに入り込むような、ライブ映像ではステージを目の前にしたような、スポーツ観戦ではまるでスタジアムにいるような臨場感溢れる、リアルなサウンド体験を実現する」としている。
またサラウンド再生においては、特定のドライバーが特定のチャンネルを担うのではなく、ビームフォーミングテクノロジーにより13基の全ドライバーを駆使して立体サウンドを再現するのこと。
周波数特性は30Hz - 20kHz(-3dB)。AMBEOによる3Dサウンドの音響効果はライト/スタンダード/ブーストからカスタマイズ可能。また、視聴コンテンツに合わせて映画/音楽/スポーツ/ニュース/ニュートラルの5つのサウンドモードを選択できる。さらにエフェクト機能としてナイトモードも備える。
ゼンハイザーの専用アプリ「Smart Control」に対応し、電源オン/オフや上述のサウンド設定などが行える。リモコンや本体上部のボタンから操作も可能。また本体はファームアップデートにより常に最新状態を保つことができ、今後最新サラウンドフォーマットにもアップデート対応することで、長く使用できるとアピールする。
Wi-FiはIEEE 802.11 a/b/g/n/acに対応、Bluetoothはバージョン4.2で、コーデックはSBC/AACをサポートする。またNFCにも対応する。入力端子はHDMI 2.0aを3系統、OpticalおよびAUX端子を1系統ずつ、出力にはeARC対応のHDMI 2.1とSubwooferPreOut(MonoRCA)を1系統ずつ装備する。
別売オプションとして壁掛け金具(品番5086120)も展開し、壁掛けスタイルでの使用にも対応する。外形寸法は約126.5W×13.5H×17.1Dcm、質量は約18.5kg。
AMBEO Soundbarの展開について同社は「自由に外出しにくい今だからこそ、この製品を市場に送り出す責任があると思っている」とコメント。当初はサイズの大きさから日本の住環境に合致しない可能性を懸念し、海外展開のみとしていたが、発表後から一定の問い合わせを受けたことで、国内での需要を確信したという。
加えて、360 Reality Audioや空間オーディオなど立体音響の広がりが本格化しつつある今だからこそ「本当の立体音響はこれだということをアピールしたい」と強調した。
ゼンハイザー独自の立体音響技術「AMBEO」を搭載し、同社が初めてコンシューマ向けに展開するサウンドバー。2018年のCESにて初披露されたもので、欧州など海外ではすでに発売されており、この度ようやく日本でも販売開始となる。
AMBEOとは、欧州最大の研究機関であるフラウンホーファーとの共同開発によるゼンハイザー独自の立体音響プロジェクトの総称。プロ向けのマイク製品からイヤホン・ヘッドホンといったエンドユーザー向けのコンシューマー製品まで展開し、“音の入り口から出口までを知り尽くす”ゼンハイザーだからこそできる、包括的な音響テクノロジーだとアピールされている。
最新のサラウンドフォーマットに対応し、ドルビーアトモス、DTS:X、MPEG-H、加えて360 Reality Audioにも対応。前後・左右に高さも加わった立体サウンドを再生できる。さらに5.1chやステレオサウンドもアップミックスしてサラウンド化が可能で、従来コンテンツの視聴も臨場感を高められるとする。
立体音響の再現性を高めるには、設置した部屋に合わせた音響の最適化が重要であるとの観点から、AMBEO Soundbarでは同梱するキャリブレーションマイクを用いて、3分程度で簡単かつ正確な音響調整を可能にしている。
具体的には、音の反射に重要な壁との距離を正確に測定し、音を吸収するカーテンの場所やその他家具の配置など、空間全体図を把握。その上で座る位置に合わせた周波数適合を行い、自動で音響調整を最適化して、立体音響のパフォーマンスを最大限発揮するとのこと。
ドライバーユニットには、自社開発のハイエンドドライバーを13基搭載。サブウーファーを追加することなく、サウンドバー本体のみで5.1.4chを実現している。
ドライバー構成は、フロントにロングスローウーファーを6基とトゥイーターを3基、本体のサイドにトゥイーターを2基、トップにフルレンジ帯域をカバーするトップファイアリングスピーカーを2基搭載。これらを13の出力を持つ500WのD級アンプと組み合わせて駆動することで、全帯域を高品質かつパワフルに再生するとしている。
ウーファーの振動板にはセルロースサンドイッチコーンを採用。1つのウーファーにつき2個のチャンバーを搭載することで音質向上を図っており、同社は「イヤホンやヘッドホンの開発技術が活かされている」と説明する。
これにより、各ウーファーそれぞれが高いパフォーマンスを発揮し、全体で高い解像度を再現。追加のサブウーファーなしに、30Hzまでの低域を量感豊かに再現できるとしている。
アルミ素材を採用したドーム型トゥイーターにも「こだわりが散りばめられている」という。ウェーブガイドとメッシュ状のグリルを緻密な計算のもと配置し、グリルの素材には他のドライバーとは異なるアコースティックに適したメタル素材を採用。他の周波数帯域への影響を最小限にして音質を高めたとのこと。
グリル部もウェーブガイドの役割を担うとしており、この構成について同社は「求めるサウンドを一本型のサウンドバーで実現するには、この2つのタイプのウェーブガイド配置とすることがマストだった」と説明している。
そのサウンドについて同社は「“まるで魔法” がかかったかのように、映画ではワンシーンに入り込むような、ライブ映像ではステージを目の前にしたような、スポーツ観戦ではまるでスタジアムにいるような臨場感溢れる、リアルなサウンド体験を実現する」としている。
またサラウンド再生においては、特定のドライバーが特定のチャンネルを担うのではなく、ビームフォーミングテクノロジーにより13基の全ドライバーを駆使して立体サウンドを再現するのこと。
周波数特性は30Hz - 20kHz(-3dB)。AMBEOによる3Dサウンドの音響効果はライト/スタンダード/ブーストからカスタマイズ可能。また、視聴コンテンツに合わせて映画/音楽/スポーツ/ニュース/ニュートラルの5つのサウンドモードを選択できる。さらにエフェクト機能としてナイトモードも備える。
ゼンハイザーの専用アプリ「Smart Control」に対応し、電源オン/オフや上述のサウンド設定などが行える。リモコンや本体上部のボタンから操作も可能。また本体はファームアップデートにより常に最新状態を保つことができ、今後最新サラウンドフォーマットにもアップデート対応することで、長く使用できるとアピールする。
Wi-FiはIEEE 802.11 a/b/g/n/acに対応、Bluetoothはバージョン4.2で、コーデックはSBC/AACをサポートする。またNFCにも対応する。入力端子はHDMI 2.0aを3系統、OpticalおよびAUX端子を1系統ずつ、出力にはeARC対応のHDMI 2.1とSubwooferPreOut(MonoRCA)を1系統ずつ装備する。
別売オプションとして壁掛け金具(品番5086120)も展開し、壁掛けスタイルでの使用にも対応する。外形寸法は約126.5W×13.5H×17.1Dcm、質量は約18.5kg。
AMBEO Soundbarの展開について同社は「自由に外出しにくい今だからこそ、この製品を市場に送り出す責任があると思っている」とコメント。当初はサイズの大きさから日本の住環境に合致しない可能性を懸念し、海外展開のみとしていたが、発表後から一定の問い合わせを受けたことで、国内での需要を確信したという。
加えて、360 Reality Audioや空間オーディオなど立体音響の広がりが本格化しつつある今だからこそ「本当の立体音響はこれだということをアピールしたい」と強調した。