• ブランド
    特設サイト
公開日 2022/09/18 22:29

<ヘッドフォン祭>オーディオテクニカ「ATH-TWX9」を猛プッシュ/GRADOはXドライバー搭載モデルを拡充

THIEAUDIOからは参考出品多数
編集部:押野 由宇
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
本日9月18日に開催された、ポータブルオーディオイベント「秋のヘッドフォン祭2022」。数々のブランドが出展した本イベントから、中野サンプラザ13階コスモルームにブースを構えたオーディオテクニカやナイコムなどの展示の模様をレポートする。

オーディオテクニカは注目の新フラグシップ完全ワイヤレスイヤホン「ATH-TWX9」を猛プッシュ。各社が既存モデルを含めて様々な試聴機を並べるなかで、ATH-TWX9のみという展示を行った。9月3日に発売されたばかりの新機種であり、聴きたい方も多い中なので、ブースのどの席が空いてもそのサウンドが確かめられるというのは来場者にも好評のようだった。

オーディオテクニカブースでは「ATH-TWX9」を猛プッシュ

ATH-TWX9は評論家レビューにおいても「オーディオテクニカ流の最高音質」と評されているが、ブース担当者によると、その音を実際に耳にした方々からも「音が秀逸」との反響が得られているとのことだった。

「ATH-TWX9」が全席で視聴可能だった

また今後の製品展開についても、「ワイヤレス/ワイヤードともに、今秋の発表に向けて色々とお楽しみいただけるものを準備しています」とコメントしていた。

ナイコムのブースでは、同社が取り扱うGRADOブランドのヘッドホンとして、「GS1000x」「GS3000x」の2モデルが展示された。ともに10月中旬ごろの発売を予定し、価格はGS1000xが税込200,000円前後、GS3000xが税込300,000円前後を見込む。

「GS1000x」

「GS3000x」

ともに「GS1000e」「GS3000e」から “Xドライバー” へと載せ替えた次世代モデル。ドライバー口径はGS3000xが52mmとなり、前モデルから2mm大きくなった。ハウジングはGS1000xがマホガニー/イペ材、GS3000xがココボロ/メタルとなっており、サウンドにおいては各素材に応じたチューニングが施されているという。

「GS1000x」はマホガニー/イペ材を使用

「GS3000x」はココボロ/メタルのハウジング構成となっている

THIEAUDIOからは平面駆動型ヘッドホン「Wraith(レイス)」が登場。しばらくイヤホン製品のリリースが続き、イヤホンメーカーとしての印象が強いTHIEAUDIOだが、当初は平面駆動型ヘッドホンからスタートしたこともあり、原点回帰を図ったモデルになるという。10月上〜中旬の発売を予定し、価格は72,990円(税込)。

THIEAUDIOの “原点回帰” という平面駆動型ヘッドホン「Wraith」

98×76mmの平面振動板ドライバーは新開発されたもので、1.5倍強力な磁場を備えた磁気プレートや新構造のエアフロー設計を使用しているという。そのサウンドについては、オーディオエンジニアのニーズに最適としつつ、音楽を楽しむための中音域にほんの少し暖かさを加えることで、スタジオモニターの正確な音色に近いが、音楽愛好家が気に入る心地よいものになっていると説明する。ケーブルはOFC同軸シールドケーブルで、端子は4.4mmバランスを標準で装備している。

リケーブル新製品としては、高純度超純銀メッキ26AWC OCC銅リッツ線の「ESTケーブル」「スマートケーブル」を用意。10月上旬の発売予定で、価格は2.5mmバランス→4.4mmバランスのESTケーブルが約8,800円(税込)、新モジュラープラグデザインで4.4mm/2.5mm/3.5mmの付属プラグが付け替えられるスマートケーブルが約13,000円(税込)となる。

「ESTケーブル」(左)と「スマートケーブル」(右)

ほか、イヤホンでは2EST+2BA+1DD構成の「ORACLE MKII(仮)」(約85,000円/税込)、4EST+4BA+1DD構成の「Prestige(仮)」(約170,000円/税込)が参考展示された。

「ORACLE MKII(仮)」

「Prestige(仮)」

RAPTGOブランドも新製品をラインナップする。特殊技術を投入したDD一発構成ということ以外、まだ詳細情報がないというイヤホン「LEAF-D01」だ。ブース担当者によれば「メタルなどにマッチする、良い意味で尖った音がするモデル」とのこと。こちらは10月上〜中旬に税込18,000円前後での発売が予定されている。

まだ詳細が明かされていない「LEAF-D01」

コンデンサーマイクで知られるRODE(ロードマイクロフォンズ)は、同社初となるヘッドホン製品「NTH-100」をプッシュ。10年ほど構想を練っていたというモデルで、プロの現場で使用できるモニターヘッドホンとしてのフラットサウンドを実現しつつ、装着性にこだわった仕様を有している。

「NTH-100」

特徴となるのがスライダー部に備えられた「FitLok」システムで、イヤーカップの位置を強力に固定することでヘッドホンを着け外ししても、ベストなポジションがズレないとアピールする。またイヤーパッドとヘッドバンドにアルカンターラ生地を採用するとともに、イヤーパッドにCoolTechと呼ばれるジェル入りクッションを使用することで、着用時の疲労を軽減させるという。

「FitLok」システムでイヤーパッドの位置を固定

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 「オーディオのオンキヨー」復活へ。新スピーカーとセパレートシステムを年明けのCESで発表
2 【完全ワイヤレスイヤホン特集 PART.10】音のプロが選ぶベストバイは?
3 CD再生とファイル再生の架け橋に!Shanlingからリッピング機能付きトランスポート「CR60」が登場
4 今こそ「ミニコンポ」が面白い! デノン/マランツ/B&Wの令和ライフにマッチする厳選5モデルレビュー
5 水月雨、『崩壊:スターレイル』とのコラボ完全ワイヤレス。ダイナミック+環状平面駆動の同軸ドライバー搭載
6 【ミニレビュー】空き電源コンセントに挿入するだけ。オーディオみじんこ「SILVER HARMONIZER AC-ADVANCE」
7 モニターオーディオ「GOLDシリーズ」レビュー。ユニット大幅刷新の第6世代機は「ハイスピードで焦点の明確な音調」
8 AVIOT、『らんま1/2』コラボ完全ワイヤレスイヤホン。完全新録ボイス240種類以上搭載
9 Nothing、スマホ/イヤホンが最大30%オフ価格になるウィンターキャンペーン。先着順で靴下もらえる
10 要注目の新興ブランド、ラトビア「アレタイ」スピーカー試聴レビュー!広大な空間描写力が魅力
12/20 10:05 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.195
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX