• ブランド
    特設サイト
公開日 2022/08/05 10:00

“お値段以上”の音質に驚いた! Polk Audioの注目スピーカー3種、“推しポイント”はココ!

【特別企画】一斉試聴で実力をチェック
土方久明
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
2021年に30年ぶりとなる日本再上陸を果たしたアメリカのスピーカーブランド、Polk Audio(ポークオーディオ)。同社は今年、誕生から50周年を迎えた。

現在のシリーズラインナップは、エントリーから順に「Monitor XT」「Signature Elite」「Reserve」という3ラインがある。それぞれ小型のブックシェルフ型から、比較的大型のフロアスタンディング型まで、豊富なラインナップを展開しているのも特徴だ。

左から、「Monitor XT」「Signature Elite」「Reserve」シリーズ

ということで、今回は3シリーズすべてを一斉テスト。各シリーズのフロアスタンディングスピーカーを試聴したので、それぞれの推しポイントをご紹介しつつ、そのサウンドをお伝えしていこう。

しかも試聴時には、オーディオショーなどでB&Wのスピーカー講演を多く担当されている、ディーアンドエムホールディングスのシニアサウンドマスター 澤田龍一氏にオブザーバーとして参加してもらった。シリーズごとのアドバンテージのほか、スピーカーセッティングのテクニックまで教えていただいたのでぜひ参考にされたい。

左が澤田龍一氏、右はオーディオ評論家の土方久明氏

Polk Audioはコストパフォーマンスが高い



Polk Audioはアメリカ東海岸のメリーランド州ボルチモアに本拠を置き、3人の学生によって1972年に設立されたスピーカー専業メーカーだ。創業当時からコストを抑え、多くの方に良い音を提供することを基本理念としながら、50年もの間スピーカーを作り続けてきた。

音質についても徹底しており、マスターと呼ばれる1人と弟子的な2名によって構成される、「ゴールデンイヤーズ」という社内チームが徹底的に音をチューニングしているという。

日本のオーディオマーケットには沢山のスピーカーブランドが存在するが、Polk Audioのアドバンテージはズバリ、 “コストパフォーマンスの高さ” にある。どのようにコストを抑えているのかなど具体的な情報は、先だって掲載されたレポートをご覧いただきたい。

今回の取材場所はディーアンドエムホールディングスのオフィスにある試聴室。約50平方メートルの広い空間に徹底したルームチューニングが施され、スピーカーの再生限界を確認できる。

ディーアンドエムホールディングスの試聴室で取材を実施

再生システムは、Windows/Mac用再生プレーヤーソフト「Audirvana Plus」をインストールしたMacbook Proを、オーディオクエストのUSBケーブルでマランツのDAC内蔵SACD/CDプレーヤー「SA-10」に接続。そのバランスアナログ出力を、プリアンプ「SC-7S2」とパワーアンプ「MA-9S2」につなぎ、スピーカーを駆動した。

試聴ソースは全てハイレゾファイルで、洋楽ポップスはエド・シーランのアルバム『=(イコールズ)』から「Bad Habits」(48kHz/24bit flac)、邦楽ポップスは宇多田ヒカル「BADモード」(96kHz/24bit flac)を使用。クラシックについてはタイム・フォア・スリーのアルバム『Letters for the Future』から「Puts: Contact - II. Codes. Scherzo」(96kHz/24bit flac)をチョイスした。

次ページ“安価に良い音 ”の「Monitor XT」

1 2 3 4 5 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 ソニー、第2世代フラグシップ・ミラーレス一眼「α1 II」。画質、操作性を着実に強化
2 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
3 目黒蓮を“もっとそばに”感じられる特別イベント。「レグザミュージアム〜The 6 STORIES〜」11/21から原宿で開催
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 ビックカメラ.com、「2025年新春福箱」の抽選申し込み開始。全66種類、iPadやPS5も登場
6 覚えておくと絶対便利!iPhoneの「計測」アプリでできる、あんなことこんなこと
7 ビクター「HA-A6T」レビュー!5000円切り完全ワイヤレスイヤホンは「価格を上回るクオリティ」
8 高音質と機能性を両立する新たなスタンダード機!AVIOTのANC完全ワイヤレス「TE-V1R」レビュー
9 Meze Audioが打ち出す待望の入門モデル。開放型ヘッドホン「105 AER」&イヤホン「ALBA」の音質に迫る
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/21 10:37 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX