公開日 2015/12/09 15:10
プロジェクター内蔵タブレットは動画視聴にどこまで使える? レノボ「YOGA Tab 3 Pro 10」を試す
<山本敦のAV進化論 第77回>
■dTVを家で観る際の有力な選択肢『プロジェクター内蔵タブレット』
定額制動画配信「dTV」は、筆者が今年使いはじめ、一番収穫が大きかったサービスの一つだ。だいたい2時間ぐらいの映画を移動時間で小分けに鑑賞するのは、以前の自分なら「制作者を冒涜する行為だ!」とか勝手に思い込んで絶対にやらなかったと思うが、最近は自分もずいぶん丸くなって(?)全然平気になってしまった。
最初はアメリカ映画をみて英語の勉強代わりに…と考えて使い始めたところもあるのだが、今ではしっかり作品に集中しながら楽しめている。忙しい生活の中、可処分時間を活用しながら映画をみるための手段とて使っていると、年間に300本ぐらい映画をみていた学生のときのような情熱も復活してきた。
電車で移動中に見る時には5インチのスマホ、仕事場ではノートPCを中心を活用している。そろそろ「家でみる」ところまでdTVの活用範囲を広げようかと考え、dTVターミナル(関連記事)を買うことも検討していたところ、“プロジェクター付きのタブレット”なるものがレノボから発売されるというニュースを耳にした。
映画館はおろか、家で映画をみる時間すらなくなってきたからdTVのポータビリティに惹かれたわけで、dTVターミナルを導入したところで家のテレビでみる時間がそれほど取れない気もしていた。モバイル視聴を基本にしつつも、時間がある時にはプロジェクターに切り替えて大画面で映画を楽しめる製品があれば、願い叶ったりというものではないか! これはぜひ体験してみようと、今回はレノボから実機を借りてテストした。今回の主役を紹介しよう。レノボの10.1型Androidタブレット「YOGA Tab 3 Pro 10」だ。
■最大70インチ投写が可能なAndroidタブレット「YOGA Tab 3 Pro 10」
まずは簡単にプロフィールをまとめてみる。レノボのYOGAシリーズは、“4つのモード”へ自在にカタチを変える異彩のタブレットだ。本体がスレート型のタブレットであるところは他のタブレットと変わりないのだが、片側のエッジがスタンドになっており、これを起こすとデスクトップに角度を付けて立てられる「スタンドモード」「チルトモード」のほか、スタンドに空いている穴に壁フックなどを掛けて“壁掛け”ができる「ハングモード」に早変わりする。
なお今回紹介するモデルはAndroid搭載機だが、YOGAシリーズにはWindowsモデルもある。軽快に持ち歩けるタブレットなので、発表会の原稿書きなどで愛用しているライター仲間もみかけるほど、ビジネスツールとしての高いポテンシャルも持ち合わせている。
定額制動画配信「dTV」は、筆者が今年使いはじめ、一番収穫が大きかったサービスの一つだ。だいたい2時間ぐらいの映画を移動時間で小分けに鑑賞するのは、以前の自分なら「制作者を冒涜する行為だ!」とか勝手に思い込んで絶対にやらなかったと思うが、最近は自分もずいぶん丸くなって(?)全然平気になってしまった。
最初はアメリカ映画をみて英語の勉強代わりに…と考えて使い始めたところもあるのだが、今ではしっかり作品に集中しながら楽しめている。忙しい生活の中、可処分時間を活用しながら映画をみるための手段とて使っていると、年間に300本ぐらい映画をみていた学生のときのような情熱も復活してきた。
電車で移動中に見る時には5インチのスマホ、仕事場ではノートPCを中心を活用している。そろそろ「家でみる」ところまでdTVの活用範囲を広げようかと考え、dTVターミナル(関連記事)を買うことも検討していたところ、“プロジェクター付きのタブレット”なるものがレノボから発売されるというニュースを耳にした。
映画館はおろか、家で映画をみる時間すらなくなってきたからdTVのポータビリティに惹かれたわけで、dTVターミナルを導入したところで家のテレビでみる時間がそれほど取れない気もしていた。モバイル視聴を基本にしつつも、時間がある時にはプロジェクターに切り替えて大画面で映画を楽しめる製品があれば、願い叶ったりというものではないか! これはぜひ体験してみようと、今回はレノボから実機を借りてテストした。今回の主役を紹介しよう。レノボの10.1型Androidタブレット「YOGA Tab 3 Pro 10」だ。
■最大70インチ投写が可能なAndroidタブレット「YOGA Tab 3 Pro 10」
まずは簡単にプロフィールをまとめてみる。レノボのYOGAシリーズは、“4つのモード”へ自在にカタチを変える異彩のタブレットだ。本体がスレート型のタブレットであるところは他のタブレットと変わりないのだが、片側のエッジがスタンドになっており、これを起こすとデスクトップに角度を付けて立てられる「スタンドモード」「チルトモード」のほか、スタンドに空いている穴に壁フックなどを掛けて“壁掛け”ができる「ハングモード」に早変わりする。
なお今回紹介するモデルはAndroid搭載機だが、YOGAシリーズにはWindowsモデルもある。軽快に持ち歩けるタブレットなので、発表会の原稿書きなどで愛用しているライター仲間もみかけるほど、ビジネスツールとしての高いポテンシャルも持ち合わせている。